大俵ハンバーグ。ファミレスチェーン<Big Boy>の看板メニューの一つである(と思う)。
暑くも寒くもない気持ち良い5月下旬の午後、佐野市役所でミッションを終え、隣接する栃木市へ。翌朝9時から栃木市役所でミッションを控えている。栃木駅前の定宿にチェックイン。18時ごろまで狂ったようにPC猿打する。
この日、凄まじい二日酔いだった。胃もたれも激しい。朝昼固形物を腹に入れなかった。18時頃、ようやく酒が抜けた。空腹感も募ってきた。
我が駅前の定宿近辺。探せばいろいろあるのだろうが、歩くのも面倒。駅構内にある2軒のチェーン居酒屋か、牛丼チェーン、回転寿司、そして冒頭のファミレス<Big boy>。
3週間後に50歳になる私はボーイでなく圧倒的オッサンだが、ボーイへ。広々とした4人席に案内される。タッチパネルでメニュー拝見。戦略を練る。
このバカブログでも書いた記憶があるが、以前この店でワインをボトルでやりながらプレート料理やライス&スープ&カレー食べ放題を堪能。今回もその再現。まずは赤ワインをフルボトルで選択。税抜1200円。これが一番コスパがよさそうである。
数あるメインディッシュから冒頭の「大俵ハンバーグ」を軸に定める。未食メニューでもある。ハンバーグに赤ワイン、良い組合せである。ハンバーグ、200gから500gまで選べる。
冒険を試みた。「500g」を押す。ステーキで1ポンド(450g)は経験済だが、ハンバーグ500gは未知の領域。オッサンになっても冒険心を忘れてはならない。
ソースは3種類から2種類選択可能。デミグラスとガーリックに。そして、レギュラーセットも(2種類のライス、2種類のスープ、カレーと福神漬が食べ放題)。サラダバーは1gも興味がないので軽く無視。
2種類のスープ(コーン・コンソメ)とカレーのルーを卓上に。赤ワインをグラスに注ぐ。私はシルモノで呑むことが大好き。カレールーは特にツマミになる。
トッピングで目玉焼を追加。100円。別皿で登場。100円のツマミと考えれば極めて安い。立ち飲み屋よりも安いかも。
500gハンバーグがジュージュー。巨大な俵が並ぶ。四半世紀前に流行した「米百俵」ならぬ「肉四俵」である。塩、2種類のソースを駆使しながら。赤ワインとの相性も良い。スープ、カレールー、ハンバーグそして赤ワインの無限ループを楽しむ。『ゴルゴ13』を読みながら。
ハンバーグを半分食べ終えた。満腹感が一気に来た。それ以上に、飽きてきた。
いろいろ工夫して何とか完食。しかし、目玉焼が手つかずで残っている。2種類のライスも食べていない。赤ワインがグラス1杯分まだ残っている。しかし、かなり満腹である
歩みを止めてはならない。人は、前に進まねばならない。
ライス&カレーバーへ。さらに白米とガーリックライスを2種類盛る。福神漬を添える。カレールーは別皿にお代わり。
席に戻り、目玉焼を載せる。そして、私が出張中にいつもカバンに入れている醤油を取り出す。黄身を潰し、醤油を垂らす。後は一気呵成。別腹が発動する。最後はカレーをぶっかけて完食。ワインも1滴残らず飲み干した。
たっぷり2時間、ファミレスを独りで満喫。お会計、まさかの4000円オーバー。恐らく、1人当たりの消費金額としてはかなりの上位だろう。
何か表彰してくれないか。お店のアプリをダウンロードした。40ポイントが足された。何となくだが、先はかなり長そうに思えた、3週間後に50歳になる49歳最後の初夏である。
少年の心をいつまでも。
独りフェス。
マイ醤油。