5月の月曜の朝。神戸の自宅で珈琲を飲みながらスマホニュースを眺めていると「新幹線運休」の文字が。よく読むと、関東東海で記録的な大雨らしく、新幹線が今は動いているが運休する可能性があるという記事だった。
動悸が激しくなった。冷汗が流れた。背筋が寒くなった。この日、夜7時から春日部市の武里エリアで2024年度ミッションがスタートする。夜7時ゆえ、昼の2時ごろ自宅を出れば間に合う算段だった。幸先よい2年目を迎えるためにも、絶対にたどり着かねばならない。
大慌てで荷造りし、運休になるかもしれぬ前に移動を試みる。14時半ごろ乗車予定を5時間繰り上げて9時半に。車窓は凄い雨だが、新幹線は軽快に疾走。定刻通り東京駅に到着し、大宮経由で春日部には13時半に到着してしまった。
早く到着しすぎて(5時間も)、春日部駅前のシネコンで1本鑑賞。そして再度春日部駅へ…。
全く見たことのないホームがいきなり出現していた。
1番ホームが完全に生まれ変わっていた。自分がどこに発っているのか分からない。不安定な気分である。我々はどこから来たのか。そして、どこへ行くのか。人類の根源の命題を突き付けられた気分にさせられた。
武里駅へ2カ月ぶりに下車。東口方面へ出て武里東口商店会総本部でもある<居酒屋小湊>へ。呑むためでない。小湊のオーナーは東口商店会S田会長であり、この日はお店の定休日。武里駅前地区商店会活性化のための秘密会議の会場としてお店を提供して下さった。
2024年5月13日の月曜日。この日が武里スクラム商店街プロジェクト後半戦(2年目)キックオフである。延長戦もPK線もない、前後半のみ(2年間)の一発勝負。私も気合が籠る。
前後半のハーフタイム(約2か月間)があった。いきなり驚いた。ハーフタイム(2カ月間)の間にも目まぐるしく様々な動きが展開されていた。
私は情報を収集、整理、把握、理解することに精一杯。遅れまじと懸命に食らいつく。それでも、振り落とされそうになるほどのうねりであり、螺旋である。
武里駅前の3商店会の会長の役割分担は明確である。「アクセル」「ブレーキ」「ニュートラル」。これほど見事な三重奏があるだろうか。うっとりするほどのバランスである。
アイデアと企画と構想につるべ打ちにフラフラになりつつ、予定を30分オーバーして終了。お店は定休日だが、そのまま<小湊>でS田会長のご厚意で懇親会になだれ込んだ
凍ったジョッキの生ビールが染み込む。瞬殺で2杯開け、秘蔵の日本酒を頂く。
「純米大吟醸 南部美人あいやま」「秋田の天然杉仕込み 山本」「純米吟醸 手取川」。手取川は石川県の蔵元であり、能登応援復興酒でもある。
手取川をいただくことで、何らかの復興支援に繋がる。懇親会メンバーに能登被災地へ復旧応援に赴いたサムライがいた。タフな男である。
ヘルシーかつ絶品のオツマミをアテに地酒をグイグイ。気づけば22時半。残念ながら車のため呑めなかった方の運転で春日部の我が定宿まで送って頂く。
武里スクラム後半戦、幸先が良すぎて私のドンソクでは追いつけない超快速スタートである。
新ホーム出現。
新年度一発目は武里駅東口商店会総本部にて。
まずは凍ったジョッキで。
地酒@
地酒A
復興支援な地酒B
今年度もがんばらんば(今は残り2カ月ですが)。