2024年11月03日

第3532夜:極寒ホームのカップ酒【下野・上三川(栃木)】

 「下野&上三川創業塾実践編」。栃木県の下野市と上三川町の共催企画である。その共催に我が超弱小極零細一人社長会社(鰹、業タウンマネジメント)も末席を穢している。つまり、3者共催である。

 下野市と上三川町は隣接しているが郡も以前は一緒だったらしいが今は異なり、何かを共催する機会などめったにないという。それが、2年かけて実現した。中東の和平交渉が成功したような気分である。

 極寒強風の辰年1月下旬に2回開催。会場はいずれも石橋駅から車で数分の石橋公民館。凄まじく立派でモダン。下野市は役所庁舎もガラス張りで近代的。ちなみに上三川もこの時点で立派な巨大施設を建造中。令和のご時世だがハコモノ大好きでゴキゲンな感じである。

 初回は下野市と上三川町で創業された2名の女性によるトークセッションが前半。後半は2氏を交えた受講生との座談会。開会挨拶を下野市の課長様、閉会挨拶を上三川町の課長様が務められた。私は司会進行である。

 下野市の創業女性は北海道出身で都内の美容室勤務後、地域おこし協力隊として下野市に赴任。3年の任期を経て市内の自治医大駅周辺で創業。

 上三川の創業女性は理学療法士だったが自宅新築を機に3人の子育てをしながら産後整体というジャンルで起業。整体業だがコロナを機にオンラインで全国展開されていた。

 お二人とも見事であった。私は聞き入った。座談会でもお二人のアドバイスだけでなく、受講生もなかなかパワフル。すでに法人を経営されている方の新たな展開や、大化けすればビリオネラに慣れるかもしれないビジョンらしきものもお伺いした。

 ミッション終了。次回は1週間後。定宿の小山へ向かうため一足先にお暇し。石橋駅まで車で送って頂く。石橋駅から小山駅まで電車で10分。その電車は10分後に入線予定。恐らく電車がガラガラだろう。

 ホームは極寒だが、囲われた待合いボックスが。中は暖房が効いて暖かい。ボックスは私だけ。それどころか、小山方面へ向かうホームに私一人。対面の宇都宮方面は数名が寒そうに身を縮めている。

 このミッションが栃木県5泊6日の最終。佐野へ2回、上三川へ1回、栃木へ1回、下野へ1回。隣県(埼玉)の春日部へも1回訪れた。うち2夜は宇都宮で呑み会だった。翌日にいったん帰神し、ふたたび5日後に佐野と下野へ向かう。

 2日前に宇都宮駅の売店で捕獲したが呑みそびれてカバンの中に放置していた宇都宮の地酒を取り出す。カパっと開ける。チビリとヤる。じんわりと食道、胃が温まる。安堵感が絶妙のスパイス。市を跨いだ初の共催、私は自分で思っていた以上に緊張していたようである。

241103石橋駅.jpg

posted by machi at 09:17| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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