空き店舗総合支援パッケージ事業。今は無き鰹、店街支援センターの支援メニューである。
当初このような事業が無かった。最後の5年間あたりで爆誕。その嚆矢となったのが黄金市場商店街の「黄金DREAM COME TRUE」である。
商店街支援センターの支援メニューに「トライアル実行支援事業」があった。その制度を活用して空き店舗対策に取り組んでみた。結果、想定を上回る成果が出た。
従来の空き店舗対策は賃料や改装費補助中心。本メニューは商店街が受入主として活動する点が大きく異なっていた。詳細は割愛するが「黄金モデル」は同じ北九州市内の門司、若松、黒崎に波及。九州を飛び出して岡山、野田、会津若松、そして最後は富良野にまで伝搬した。
私が黄金市場商店街と御縁を最初に頂いたのが2014年(たぶん)。ちょうど10年間、年間6〜10回ペースで足を運ばせて頂いた。その間に青年部も発足し、黄金エリアは北九州屈指の出店人気スポットに。
2年1クールの空き店舗対策を3シーズン(6年間)取り組んだ。ドリームカムトゥルーもVまで発展。そして2023年12月上旬、私の10年間の黄金ミッションのラストを迎えた。
終了後、黄金商店街のラーメン居酒屋<Kentaro>でフィナーレ懇親会。十数名以上が参集。生ビールから始め、焼酎をロックで鯨飲。商店街内の魚屋の刺身盛合せを持ち込み、餃子や唐揚なども満喫。
いつもの黄金ならこのまま門司大里エリアへ移動する。しかし、この夜はフィナーレ。
カーテンコールは黄金市場商店街に新しくオープンしたBAR<ドロップ缶>。火災の火元であり一帯が焼失した新旦過飲食街から移転された。通りに面していないが組合に加盟して下さるという。ステキなお店だった。
1時間だけ皆さんと談笑し、O中氏の運転で門司へ向かった。
黄金終わりからの門司(大里)。このルートも私の後期を豊かにしてくれた。門司駅前は掛け値なしに名店が多い。旨くて安い。1軒目は黄金市場商店街のN川青年部長の選択にお任せ。2軒目はどこかを挟み、最後は<アンジェリーク>。
黄金市場商店街と御縁が無ければ、永遠に門司駅前で呑むことなど、知り合いが誕生するなどなかったはず。何故なら、門司駅前は商店会組織がある中で、私が「御縁がない」数少ないエリアだから。N川氏や黄金の皆さまとは末永いお付き合いになる未来が予想できる。
黄金の市場エリアで再開発が進められている。黄金は大きく生まれ変わる。その瞬間に立ち合えないが、間違いなく黄金は発展する。黄金の「未来予想図V」では、全国的な先駆モデルになっていることは予想でなく確信である。
丸10年間ありがとうございました!
黄金地区のラーメン居酒屋で打ち上げ1次会。
ラーメン居酒屋に黄金市場商店街の鮮魚を持参。
2次会は旦過エリアから移転してきたバー。
最後は門司のアンジェで。