2024年08月03日

第3470夜:青年実業家な男【富良野(北海道)】

 <Tぼ八>。世界屈指の居酒屋チェーンである。富良野新相生商店街<コンシェルジュ&トマール>対面に位置する。その周辺は地元系や大手系のチェーンや単体居酒屋が林立する。

 11月というのに日中は15度近くまで気温が達して雨さえ降りだした21時前。9人で<つB八>へ。11月の富良野はシーズンオフの閑散期だが、居酒屋はどこも一杯で入れないという。

 久々にT一郎氏も参戦。数年ぶりに旧交を温める。21時半ラストオーダー故、料理と酒を急ピッチで注文し、平らげていく。

 2軒目はAキラ氏と定番の<ニューラベンダー>。入るなりママと娘さんの「おかえり〜」の一言が嬉しい。

 この夜は富良野JC理事長であり、十数人の従業員を抱え急成長を続ける<フラノデザイン>N村社長も特別参戦。N村氏は私でも慄くほどの多忙な御仁。この夜、氏はたまたま出張がキャンセルになり、我がミッションにご参加いただけた。

 コロナ前から氏とはよく歓談した。呑みもした。この夜、ラベンダーで思いっきりサシでいろんな話をさせて頂いた。

 氏は世界的外資系大企業に籍を置いていたが、諸事情で出身地の富良野に舞い戻った。ただし、とんでもない才能と実力と行動力を秘めたスペックの塊のような漢ゆえ、あっという間に人口2万人以下の富良野市屈指の若手青年実業家に。

 氏は私より10歳以上若い。しかし、氏と話すたびに私の方が圧倒的に勉強させて頂いている。十年後、氏は富良野で無双の存在になっているだろう。

 Aキラ氏が珍しく帰ろうと言い出した。私はまだ吞み足りぬ。話したりぬ。N村氏はこれからハシゴするという。外は氷雨。

 私は迷ったが、Aキラ氏のタクシーに乗せてもらい定宿<トマール>に戻る。明日は朝7時のバスで札幌に向かわねばならない。

 ホステルゆえ自分でベッドメイク。布団にもぐり込み、スマホのアラーム機能をセットを試みたら、軽く目を剥いた。夜中1時半だった。24時に店を出たつもりが、25時だったらしい。Aキラ氏が「帰るぞ」と強く促してきた理由を深く理解した。

 翌朝。6時起床。シャワーを浴びて荷造りし、トマール玄関の掛け値なしに真ん前のバス停へ。後3分でバスが来る。

 キリリとした冷気に頭を冷やしていると、トマールのAヤコ支配人(社長)が挨拶しに出てきてくれた。彼女も1軒目一緒だった。確かN村氏と同い年だったか。いったい彼女もいつ寝ているのだろうか。新相生商店街は若手がタフで明るくて元気である。

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1軒目。チェーン居酒屋の定番。

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2軒目。熱唱する青年実業家。

posted by machi at 09:46| Comment(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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