とちぎ創業塾実践編2023。11月上旬の3連休最終日に開催された朝から夕方までの創業祭りである。主催は栃木市役所様と我が超弱小会社の共催。朝10時から15時半までのロングラン。怒涛の4部構成である。
第1部は私の漫談。第2部が栃木市内の大平・都賀エリアの「バーチャル貸店舗ツアー」。私も舞台で初めて筆おろししたが、無限の可能性を感じさせる愁眉だった。
昼休憩を挟み、メインが第3部の「リアル貸店舗ツアー」。観光客で賑わう栃木市中心部の貸店舗見学ツアーを決行。栃木市では初めての企画となった。
そのツアーに全身全霊で準備して下さったのが、(元)T木商工会議所のM戸氏。30歳とお若いが超絶無比に仕事が出来る。我が栃木県シーズンUの相棒的存在だ。
そんなM戸氏が常連のバーが街なか商店街にある。バーのオーナーが所有する物件をツアーに組み込ませて頂いたお礼のご挨拶を兼ね、その夜、M戸氏とバーに向かう。
その前に腹ごしらえ。我が定宿(グランドホテル)から徒歩2分ほどのイタリアンバル。
M戸氏は乾杯の1杯目からウィスキーのロックでキメる独特の男。ベタな居酒屋よりイタリアン的な料理が好みらしい。彼とは2度目の飲みだが、何となく分かってきた。彼は吞む時ほとんど固形物を口にしないド酒飲み。そして、魚介類が全く食べられない。
宴会客も含め、店内超満員。私は生で、彼はロックで乾杯。生、このテの店に珍しく中ジョッキ。2杯目からはハイボールに。
厚切りベーコンと3種のキノコのバターソテー(バケット付)、ポテトフライ、ピッツァマルゲリータを注文。どれもボリュームたっぷり。ポテトフライは厚切りなのに超絶クリスピー。この一品だけでも価値高し。超人気も納得だ。
ブラブラ歩いて創業塾でお世話になったバー<ティーティー>へ。お通しがスープなのも嬉しい。センス抜群の店内で私はひたすらラフロイグ。時折ギネス。M戸氏は何かのスコッチをひたすらロックで。
マスターもママもかなりの漫画、アニメ好き。私も。話題は必然的にソッチ系に。
2時間ほど大盛り上がりした後、今日の創業塾の話題に。マスター、ママにもお世話になったので、4人で内容を共有できる。24時を過ぎるまで同じ漫画の話題でも「ホラー」に。
お店を出店する際、内装工事する。もし井戸があればどうするか。神棚を動かせるか。敷地に祠や鳥居があったら。もともとはお墓や埋葬地だった。事故物件…。
「創業塾 闇の実践編」「アナタの知らない創業の世界」などのタイトルはどうだろう。
ホラーには漫画、小説、映像と多々あれど、子供の頃は怖くてたまらなかったのにオヤジになればなんでこんなのを怖がっていたのだろうという作品は多数ある。
私はミステリ系ホラー小説は好物だが、スプラッター系は活字映像問わずただ気持ち悪く生理的に不快。一方、日本らしいジメジメした土俗ホラーはDNAレベルで琴線に触れてくる。
モダンホラーの金字塔『リング』シリーズ、私の中では「科学ミステリ」「SF」の分類。TVからヒロインが這い出るシーンは確か映画オリジナル。
ちなみにSダ子嬢、最初はビデオだったが様々な最新媒体を駆使して呪いを振りまいている。私より遥かにAIとかITに詳しい。プロ野球の始球式やパチスロなど、活躍の幅はオカルトの領域を遥かに超えているらしい。
『怪異と乙女と神隠し』というアニメではVチューバ―のアバター(っていうのかな)が中身から独立して強烈な呪いとなっていた。
ホラー漫画の話題の際、マスターが「うしろの百太郎」「恐怖新聞」と叫んだ。つのだじろう先生が生み出したホラー漫画の不滅の金字塔。私が小学生の頃からすでに古典だった。
「うしろの」は一応、守護霊設定なのでまだわずかに救いがあった。しかし「恐怖新聞」はホント怖かった。設定やストーリーもだが、あの絵のタッチがトラウマ級だった。
こんな話をしていたら読み返したくなった。しかし手元に、本棚に常備したくない。
M戸氏は未読らしい。マスター、ママ、私が買うようにハゲしく薦めた。彼はネットでポチるか、●ックオフで狩猟するか悩み始めた。ぜひ恐怖新聞を読んで、自分より悲惨なヤツがいるという境遇に感謝してもらいたい。ただしその彼は架空の人物だけれども。
オシャレな外観。
オシャレな食べ物。
2軒目は、ココ。
嬉しいお通し。
ギネス大好き。