2024年06月23日

第3440夜:モリとアヅ【栃木(栃木)】

 くりとぐら。蔵の街大通りに面した分類不能のオシャレ飲食店である。昼営業のみで夜は完全予約制。そんなステキなお店に飛び込む機会を得た。T木商工会議所のM戸氏と。

 2022年夏から栃木市と御縁を頂き、平均して月2回ペースで足を運んできた。しかし、これまで1度も「栃木市民」と栃木市内で呑んだことがなかった。夕方にミッションが終われば寂しく部屋で独り吞みかファミレス独り吞み、他市へ移動、またはとっとと神戸に戻っていた。 

 小山商工会議所S氏とホテル内の居酒屋で、鹿沼商工会議所M越氏と栃木駅前の居酒屋で呑んだこの2回が栃木市内の呑み「会」。ちなみに佐野市1回、下野市ゼロ、上三川町ゼロ。

 2023年10月中旬、実質的な初の栃木市吞みが叶った。M戸氏が予約した<くりとぐら>へ。この日の予約は1組。アラフィフのアヅマとアラサーのM戸氏の野郎2人だけ。

 黒板にコースメニューが書かれている。

・寺尾地区産甘長唐辛子の春巻

・タコとセロリのマリネ

・自家栽培無農薬かぼちゃのポタージュ

・きのことサルミッチャ

・栃木県産和牛のタリアータ

・本日のパスタ

・本日のデザート

 想像できるメニューと、全く何の料理か分からぬメニューが混在。しかし、地元産と秋らしさを感じさせる。森に迷い込んだ『ぐりとぐら』ならぬモリとアヅ。「心を込めてお作りします 店主」の一文にほっこりさせられる。

 それよりも、たった3文字の感じに度肝抜かれた。左上の「M戸様」。森T様のために心を込めて下さるのだ。圧倒的にメルヘンな世界観に陶酔させられる。

 そんな童話世界からかけ離れた私は生ビールを注文。それ以上にぶっちぎっていたのが眼前のまだ三十路のM戸氏。1杯目からウィスキーのロック。ハイボールでも2軒目でもない。ロックである。いきなり子供向けから大人向けグリム童話の世界感が漂ってきた。

 料理はどれも絶品。春巻もマリネも目を細める旨さ。ポタージュは酒のサカナになる濃厚な味わい。サルミッチャ、タリアータはよく分からないが旨かった。本日のパスタはミートソースっぽいが正式名称があるのだろう。量もたっぷりだ。

 M戸氏はひたすらロック。私も1杯目の生、2杯目のハイボールでノドが開いたので3杯目からウィスキーのロック。談笑しながら鯨飲モード。初めて栃木市のことが少しだけ分かった気がする。

 本日のデザートはカステラっぽいビジュアル。さすが「ぐりとぐら」ならぬ「くりとくら」の世界観。しかし私はデザートまでたどり着かなかった。

 ぜひもう一軒。可能であれば、スナックへ。私は旅先のスナックに最高の旅情を感じる。M戸氏、さすがイキツケを有している。ボトルキープしているそうな。頼もしい若手である。

 向かった先はアメリカンバーにしか見えぬ<SOMETHING>。ママは不在らしいが大ママとレディがカウンターに。ウィスキーをロックでガンガンやりつつ談笑していると、スマホが震えた。駅前の定宿から。チェックインを23時までに済ませねばならぬそうだ。まだだった。

 歩いたら30分近くかかる。タクシーもすぐ来るかわからない。宴もたけなわになっていない時間帯…。大ママが車を出してくれるという。

 チェックインだけ済ませて店に戻ることになった。初めての店でママにチェックインのためだけにホテルまで送迎してもらい、また店に戻る。不思議の国のアヅマ状態だ。

 戻ってからはリミッター解除。M戸氏の代行が来た夜中2時前まで鯨飲談笑。初めて、栃木市に泊った気がした。栃木の夜、なかなかのオトナなワンダーランドである。

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posted by machi at 09:53| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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