「黒崎シュガーパン祭り」。2023年秋、黒崎駅前などで3日間開催された日本最大級のパン祭りである。江戸時代、シュガーロードと呼ばれた長崎街道・黒崎宿らしいシュガーな企画。
実行委員長は毎月お世話になっている熊手銀天街理事長であり、黒崎商連会長のT中氏。私は最終日に足を運んだ。この日は20店舗ほどだったが、前日、前々日は40店舗ほど出店したそうな。悪天候に関わらず大いに賑わっていたそうな。
米、パン、麺…。お好み焼なども含めると主食系炭水化物は無限。私の1位は圧倒的に麺だがパンも好む。ただし、サンドイッチ系や総菜パンに偏っている。
シュガーパンの命名通り、スィーツ系多数。サンドイッチや総菜パンも肩身狭めだが一定数あった。この日(3日目)はカムズ黒崎で福祉系のかなり大きなイベントが開催されていた。
黒崎は夜のイメージだが、昼もパワフル。私は参加叶わぬが11月の「子ども商店街」は日本屈指の賑わい。その実行委員長もT中氏だ。
ミッション先である熊手銀天街はこの日、イベントは開催されていなかった。しかし、通行量は多い。新規出店店舗や貸店舗表記物件を現調する。
2022年4月から約1年半の間に、熊手銀天街では空き物件が9つも解消された。勢いに満ちている。来月(11月)オープンに向けて改装工事中の物件もあった。楽しみである。
この日は月曜の祝日という黒崎の昼メシ難民にとっては悲嘆な期日ゆえ、パンを昼メシに考えていた。しかし、あまりにも出店店舗が多く迷ってしまい、決めきれなかった。
熊手銀天街の<肉の谷口>さんで唐揚6ヶとコロッケ3ヶ購入。シュガーパンのスィーティーなイメージと真逆だが、脂ギッシュなオトコの昼メシに相応しい。
なんやかんやと全集中し、総菜にありついたのは日も暮れてから。<まちづくりくろさき>にお邪魔し、思いっきり仕事中のパンチ&ホズさんを邪魔しながら野菜コロッケと唐揚。
冷蔵庫を開ける。ビールが無かったので缶ハイボールのロング缶をグビグビ。
まちくろのオフィスは至る所に酒が溢れている。缶ハイボールを飲み干し、発泡性の日本酒200mlを珈琲カップに注いでチビチビ。それから3人でまちくろから激近の居酒屋へ。
生の後は麦焼酎を数え切れぬほど鯨飲。目の前のゆで卵に心惹かれたが、鰹たたきや鯖塩焼、肉じゃがなどいかにも「おばんさい」をツマミに呑む。実に良い。
月曜の祝日は黒崎に限らず日本全国休みが多い。特に夜の店は。しかし、<MICKEY>は開いている。マスターとは10日ほど前、黒崎の呑み屋でばったり会って話し込んだ。その時、博多での浜省ライブに行くという話をお聞きし、羨ましすぎて悶絶した。
バーボンソーダを飲みながら、様々な曲のYouTubeをリクエスト。こんなイカした曲があるのかと驚くばかり。我ら3人(パンチ・ホズ)はほぼ同世代なのである程度共通している。
私はスタレビの追憶、チャラのタイニータイニータイニーなどをリクエスト。心震えながらバーボンソーダの杯を開ける。〔次夜後編〕
賑わう「カムズ」。
おばんさいをツマミに。
<MICKEY>にて。