2024年03月25日

第3384夜:落雷は秋の調べ【小山(栃木)】

 雷。理由はよく分からないが、栃木県は日本で最も雷が落ちるという。2023年夏に宇都宮市内で開通したLRTの愛称も「LIGHT LINE」。車体は黄色。雷をイメージしているそうな。

 4カ月ぶりに<東>へ。ホテルのエアコンが効きすぎて27度の除湿にしても寒いぐらいだった。日が沈んで幾分暑さが和らぎ、小山駅東口の定宿から西口呑み屋街への移動も汗をかくことなく実に心地よい。

 暖簾を潜るとほぼ満席。いつもの3人掛けテーブルにS氏が。氏とも4カ月ぶり。女将さんから「アンタ、どうしたのぉ、そんなにお腹が膨らんで」の声を聴きながら瓶ビールで乾杯。

 鰹刺身は絶対に外せない。白海老の唐揚も。豚ロースチーズ揚げの付合せであるポテサラも異様なまでに旨く、別途お代わり。軽く〆た小肌も粋。この日の漬物は胡瓜と山芋。これだけで無限に呑めてしまう。

 ハイボールをヤリながらS氏の近況に耳を傾けていると、H場氏登場。いつもの<東>での飲み仲間が久々に揃った。

 談笑していると、いきなり店内が真っ暗に。停電のようである。ブレーカーが落ちたのか。しかし、停電にしてはあまりにも暗すぎる。

 ものの1分もしないうちに再び電気が灯った。エアコンだけはスイッチが切れたままなので(私が)付け直す。ブレーカーを上げたわけでもない。

 何事も無かったように飲み食いしていたら、再び停電に。どうやら店だけでなく周囲一帯が停電。2回目もすぐに回復。雷が近くで落ちたようだ。店だけでなく周囲一帯が停電になるとこれほど暗いのか。店内のカウンター客が停電の暗さに大喜びしている。

 私も旧知の常連さんらも続々と押し寄せた。時間は21時を回った。夜はこれからだが、49歳の夏の私は夜の持続力が皆無。長時間呑み続けられない。

 自分自身のポロシャツから発する汗臭さに耐えられなくなった。私だけ中座し、ホテルに戻る。地面が濡れているので、雨が降ったのだろう。通り雨だったようだ。そして、とんでもなく涼しい。打ち水どころでない。完全に秋の気配が来た。

 西口から東口へ向かう連絡通路には<Y野家>や<H高屋>がまだ開いている。H高屋の期間限定復活「肉そば」に惹かれたが、店内は満席だ。

 東口のエスカレーターを降り、定宿に向かう道すがら、H鳳大学1階が<711>。フラリ立ち寄り、麺類を物色。セブンプレミアムのカップ麺「カレーヌードルBIG」に惹かれた。

 部屋に戻り、ユニットバスに浸かっている間にポットで湯を沸かす。まだ22時のニュースは始まっていない時間帯。ヌードルに湯を注ぎ、3分待って啜り込む。いやはや旨い。カミナリ色の天国である。

 翌朝は下野市役所へ向かう。小山から2駅隣。路線検索で時刻を調べたら、列車遅れ表示が。代行輸送なる不穏な4文字も視界に。昨晩、雷の影響からか、線路上に倒木があったらしくダイヤが大幅に乱れている。外は強い雨。

 とりあえず小山駅に向かおうか。動いていなければ、タクシーか。宇都宮市のLRT、芳賀町方面だけでなく小山ルートも切り開いてくれないか。

240325東@.jpg

小山の至宝。

240325東A.jpg

鰹刺身。

240325東B.jpg

自家製漬物。

240325東C.jpg

小肌。

240325東D.jpg

白海老唐揚。

240325東E.jpg

停電。

posted by machi at 06:28| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: