2024年03月24日

第3383夜:昭和オヤジのスタバ飯【栃木(栃木)】(後編)

 レジ前に行列が。この店、老若男女でいつも混んでいる。モバイルオーダー推奨POPが。席から注文して受け取るシステムらしいが、私には火星語にしか思えない複雑怪奇である。

 豊富なスタバのメニューで、私はいつもドリップ珈琲。ただ、めったにないがこの日はアイスコーヒー。一番大きな「Vサイズ」に。

 ショーケースのケーキやサンドイッチ、ドーナツが視界に入った。ここで、昼飯にするか。

 一生に一度しか訪れない街で、貴重な一食を全国チェーン店で済ませるなど普段ありえない。しかし、栃木市の蔵の街は月2回ペースで足を運んでいる。

 人生初のスタバ飯。しかも、オヤツ休憩でなく昼メシ。ミスドでは朝食を喰ったことあるが、昼と夜は未経験。スタバでドリンク以外の固形ブツを頼むことも初めてだ。

 念のためラーメン、カツカレー、カツ丼、レバニラ炒め&ライスなどがメニュー化されているか確認…。1oも気配を感じなかった。

 よく分からなかったのでドーナツにした。昼飯ゆえ、腹にたまりそうだったから。ただ、レジとショーケースが離れており、正確な商品名を注文できない。気づけば私の後ろに行列が。暑さとは違う種類の汗が流れてきた。

アヅマ「あの、紅茶のドーナツ?」

店員さん「(笑顔で)アールグレイミルククリームですか?」

アヅマ「??? ええ、ああ…」

店員さん「(笑顔で)お会計、○○○円になります!」

アヅマ「いえ、あのそれと、もう1ヶ。アレ…」

店員さん「(笑顔で)アールグレイミルククリームを2つですか?」

アヅマ「いえいえ、その横の…」

店員さん「(我慢強い笑顔で)クッキー&クリームですか?」

アヅマ「??? ええ、ああ…」

店員さん「(安堵の笑顔で)お会計、○○○○円になります!」

 ドーナツを2ヶとVサイズのアイスコーヒーを受け取る。かなりの量だ。すると店員さんはダメ押しを決めてきた。

店員さん「今日は暑いので、お代わりされるとお安くなっております。今日の珈琲は●●ですっきりした味わいです!」

 ドーナツを喰う前からお腹いっぱいになった気がした。やっぱり昭和オヤジの昼飯は町中華である。

240324栃木スタバA.jpg

昭和オヤジの令和メシ。

posted by machi at 08:57| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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