夏まつり踊り七夕。神輿パレードにならぶ野田の風物詩である。2023年8月最初の土日、4年ぶりに復活した。
この日、併催イベントとして中心部の空き店舗内で「七夕まちゼミ」を開催。毎月お世話になっている工務店社長のネームプレートづくり体験、4カ月前の貸店舗ツアーに参加し本格出店を目指す女性の講座などバラエティに富む。
私は商工会議所H井氏とまちゼミ会場内の来場者アンケート&出店相談ブースを担当。扇風機をガンガン回すが、暑い。水分をいくら摂取しても瞬間で蒸発する。
16時から交通規制。お客が出始めた。複数個所あるステージで様々な催しが展開され、その間をびっしりとテキ屋や地元のお店の店頭屋台が並ぶ。
日が暮れると、メイン通りはまっすぐ歩けないほどの人出に。浴衣姿、タトゥー、老若男女が入り乱れている。
空き店舗ブースを軸に、時折ブラブラと会場を散策。しかし、なかなか歩けない。テキ屋の販売商品やサービスに抜群の工夫を感じる。見かけは変わらぬが、売り方は進化している。
ギルドハウスでは「軒先」イベントを展開。空き店舗プロジェクトチームのI塚氏が試食に軒先で3種類のかき氷を試食させてくれた。どれもオトナの味。氷もシロップもすべて旨い。試食といえ、3杯もかき氷を食べたのは初めての経験だ。
コーラ、サイダー…。いくら飲んでも汗で蒸発する。屋台は長蛇の列ができている。しかし、我らの空き店舗紹介ブース前は何故か真空状態。それでも土日の2日間で100名以上の方にご来場いただきアンケートにお答え頂いた。
私は千葉県において野田市しか御縁ないので知らなかったが、県のマスコットキャラ「ちーばくん」入りの野田まちゼミオリジナルボールペン大人気。アンケートご回答でプレゼント。兵庫県のはばタン、埼玉県のコバトン。私が毎週通っている福岡県はなんだったか。
21時、イベント終了。しかし、21時を回っても客足が衰えない。テキヤだけでなく、既存店舗の屋台ゾーンもギリギリまで販売を辞めない。普段、野田の街を歩いているとなかなか体感できない商魂のたくましさである。
お宿がある隣町の春日部へ戻る。呑みに行く気力など1gもなく、缶チューハイみかん味を大量にコンビニで買い込んでホテルに戻る。とにかく、コインランドリーにすべての服をぶち込まねばならない。
ユニットバスに湯を張り、寝間着に着替え、すべての衣類を袋に入れて、200円と洗剤を握りしめてコインランドリーへ。この日は日曜。もっとも宿泊客が少ない曜日である。ところが、洗濯機3台、乾燥機2台がフル稼働。そして、待っている宿泊客もいる。
ヤラれた。そういえば、朝食会場、部活の大会に参加と思しき日に焼けた体育会女子高生の集団が列をなしていた。今は8月、夏休み。大会であれば、日曜も宿泊しているだろう。
コインランドリーはしばらく空きそうにない。いったん部屋に撤収し、ちょうど溜まった湯につかり、みかんチューハイをカシュっと開けた。一気に飲み干す。
TVを付けた。合わせたチャンネルは、洗濯機と乾燥機の使用状況のオンタイム表示である。
空き店舗紹介ブース。
スゴい人。
軒先イベント@
軒先イベントA
ちーばくん大人気。
これ、好き。
凄い時代。