タイルマン。Kン肉マンに登場する超人である。ベンキの超人に流されて消えたので、熱心なキN肉マンマニア以外はその存在を知らないかもしれない。しかし、「セラミックバレー」こと岐阜県多治見市では圧倒的な存在感と知名度である。
ある1月の土曜。北九州小倉から早朝の新幹線で帰神。自宅で雑用を50分全集中で片付けて神戸新長田へ。栃木県小山市の視察代表団4名と合流。私は2泊3日に渡り4氏の案内役を務める。
そもそも視察対応も視察も久々で、しかも2泊などこの十数年で初めてでないか。小山案件でなければ恐らく受けていない依頼ごとだ。
まずは鉄人広場へ。4人はポーズを決める。新長田1番街を歩きながら地下街へ。国道2号線下のギャラリーを見学しつつ大正筋商店街に上る。向かう先はもちろん<味萬>。荒ぶる熱き魂・伊T氏から震災から約30年のダイジェストを拝聴しつつ5種類のお茶のアイスをご満喫。
続いてアーケードを外した六間道商店街へ。<冨士屋>に飛び込み盟友・M井氏に少し挨拶してもらう。それから丸五市場を抜けて本町筋商店街。知人に多数出会う。
本町筋、超人のごとき巨大ガラポンを設置。インパクト大で素晴らしい企画。そのまま北上し、シューズプラザ近辺の区画整理エリアをご案内。
20歳になる直前まで生まれ育ちが新長田。24歳(だったかな)の時から新長田で約11年働いた。フリーになってから13年(2023年1月現在)。私がいた時よりも新長田は圧倒的に人も増え、お店も増え、賑わっている。
こんな日が来るとは2010年当時イメージできなかった。行政が本気(ヒト・カネ)を出せば特定の地域を大復活させることができるのだろう。
その日は滋賀県守山市に宿泊し、翌日に岐阜県多治見市へ。たじみDMO小口COOが急用で来れなくなり、ピンチヒッターにCOOの右腕・M井氏。ピンチヒッターどころか代打の切り札、2枚看板である。頼もしい限りだ。
氏に駅前の親水広場を案内してもらう。その際、ウッドデッキがごく一部だが陥没していた。夜間なら危ないかもしれない。小山チームの指摘をM井氏は感謝で受け止めた。
収益の柱でもある立体駐車場のご説明を頂いた後、M井氏の車を停めている平面駐車場へ向かう途中、オブジェがあった。「タイルマン」。キン肉マンの激シブ超人である。
2023年、「タイル」という名称が国内で用いられるようになる100周年らしい。焼き物の街・多治見は「タイル」の街でもある。タイルミュージアムが屹立し、街なかやお店の至る所にタイルを散見できる世界最強の「セラミック・バレー」である。
小山チームは前日に神戸新長田で等身大の鉄人28号を見学し、その翌日に多治見で等身大の超人タイルマンを見学。超絶無比なレア感である。
タイルマンの完成式には原作者ゆでたまご先生もお見えになり魂入れをしたそうだが、壮絶に分かりくいところにひっそりとたたずんでいる。M井氏もタイルマンを紹介しようとしていたわけでなく、たまたま駐車場へ向かっていたらタイルマンに気づいた感じだった。
翌日。ホテルから多治見駅を歩く途中、親水公園を通った。朝10時なのに早速補修工事に入っていた。このスピード感。たじみDMOが日本屈指のまちづくり推進機関として全世界から注目を集める所以である。
神戸新長田・鉄人広場にて。
神戸新長田・大正筋商店街にて。
神戸新長田・六間道商店街にて。
神戸新長田・本町筋商店街にて。
多治見駅前タイルマン前にて。
翌朝の多治見駅前の親水公園。さっそく補修作業に。

