煙草から戻ってくると、テーブルに大量のモヤシとホルモンが鉄板に山盛りに。誰が頼んだのかホルモン鍋だった。鍋というより、鉄板か。野菜から水分が出て嵩が減り始めた。焼けたようだ。口に運ぶ…。いやはや絶妙の甘辛味。〆はうどん。タレに絡めて焼くように味わう。
とんでもない名店に当たった。小倉で10年以上呑んでいるが、満足度上位級。値段も信じられんぐらい食べて呑んで安かった。
時間は21時を回った。私は1人で<ムーラン>へ。カウンターが1席だけ空いていた。M渡氏の隣。3時間前からムーランで呑んでいたという氏は席をキープしておいてくれたようだ。 氏から頂いたゴルゴタンブラーとバーボンをやりつつ談笑。氏とサシ呑みも久々だ。
おしゃれな肉のプレートが眼前に。常連客Kジワラ氏の手造りローストビーフ。柔らかく、壮絶な旨さ。これまでKジワラ氏のエビフライやスパゲティナポリタンを味わってきたが、本職顔負けというより、もはや抜群に腕の良い本職である。ちなみに本職はお寺のご住職である。
M渡氏は腹が減ったらしく、店を出てお好み焼屋へ向かうが閉まっていた。氏は<京寿司>に飛び込む。私は初めて。回転寿司だがタッチパネル。にぎり数貫、赤出汁などを熱燗で味わう。
翌朝。11時半に定宿をチェックアウトし、近接する旦過市場へ。歳末ピークは大晦日かその前日だろうけど、かなり賑わいが戻ってきたようだ。何人かの店主と話した。旦過のK瀬会長と店頭で雑談していたら、若松ボートで働くU野氏ともばったり。暮れである。
年末年始の神戸自宅での旦過晩酌。以下のラインナップを購入。普段よりも正月仕様である。
・くろせ:鶏もも唐揚半身1本、天麩羅(烏賊・小海老かき揚)、カキフライ5ヶ⇒1,080円
・旦過うどん:そば2玉、出汁500ml(10倍濃縮)⇒800円
・宇佐美商店⇒鯖ぬかみ味噌炊き2ヶ、京かぶ三杯漬⇒1,100円
・たんが官兵衛:穴子押し寿司⇒800円
・今井商店:黒豆、昆布巻、タコ蒸し焼⇒無料(サービス)
・九州まぐろ:鉄火巻2パック、いくら⇒1,850円
・旦過かまぼこ:紅白かまぼこ⇒650円
寿司とカキフライは今夜の晩酌に。そばと天麩羅は大晦日に。紅白かまぼこ、黒豆、昆布巻、京かぶは年明けに。それ以外は気分の赴くままに。
後は、新幹線で神戸に戻るだけ。2022年の北九州ラスト飯はどこにするか。ラーメン、うどん、カレー、定食…。<娘娘>の前を通りかかったら正午過ぎなのに行列が無かった。奇跡である。しかし店内は満席だったけどちょうど入れ替わりでカウンターが空いたので滑り込む。
この店の究極名物は「肉やきめし」。しかし、私は肉なしノーマルが好き。A定食の大(ラーメン+焼めし大盛)を召還。程なくして降臨。
この店のラーメン、塩豚骨なのだろうか。ホントに旨い。そして、焼飯。ぐいぐい喰い進めるも、まったく減らない。大盛、こんなに量が多かったのか。それでもレンゲが止まらない。
ラーメンのスープを啜り、ワシワシ。力が漲ってきた。ちなみに2週間後、2023年一発目の外泊出張も北九州である。
1軒目の〆@
1軒目の〆A
ムーラン@
ムーランA
3軒目@
3軒目A
旦過市場@
旦過市場A
娘娘