2023年03月21日

第3134夜:メガハイボールの流儀【春日部(埼玉)】(後編)

 私は春日部で氏から2杯連続同時注文という秘儀「二進法」を会得していた。この夜、氏は東口エリアの各店舗を集金に回らねばならず、ほんの1杯だけといった雰囲気だった。

 料理もK子氏にお任せ。氏は焼豚、餃子、春巻、鶏肉と唐辛子の炒め物を注文。焼豚はかぶるが、絶品なのでむしろ大歓迎。餃子や春巻もカブっているかもしれない。

 私の生が瞬殺で空に。私はハイボールに切り替えようとした。するとK子氏はバイト女性に「メガで、2つ」。

 メガの二進法?さすがに四回転トリプルアクセル級の難易度だ。しかし、もう一つのメガがK子氏用だった。氏のブレーキが壊れ、アクセルが前回になったようだ。

 森羅万象いろんな話をしながらの2時間。絶品料理をツマミにメガハイ鯨飲。私もK子氏もメガハイをそれぞれ5.6杯は飲んだのではないか。クールなA井氏はマイペースに生ビールだ。

 19時半ごろの電車に乗らねば、神戸まで辿りつかない。時間が近づいてきた。両氏にお礼を申し上げ店を発つ。春日部発大宮行きの「神戸の私にとっての」最終列車に間に合った。大宮着後、乗換5分で東京へ。

 途中、車内で猛烈な尿意に襲われた。メガハイ数杯が膀胱で大暴れしている。途中下車すると、新幹線終電に間に合わない。貧乏ゆすりが激しくなった。脂汗が額ににじむ。

 東京駅到着。一目散にトイレに駆け込み、天国へ飛翔する。

 新幹線発車まで5分。コンビニで急いでロング缶を3本買って乗り込む。土曜の姫路終点新幹線、気持ち良いほど空いている。これが金曜なら満席だっただろう。

 ロング缶をカシュっと開ける。グビビビビ。タフな5泊6日の蓄積疲労が溶けていく。普段なら新横浜を超えたあたりで本格的に晩酌を開始する。隣に座ってこられる可能性があるからだ。しかしこの夜はガラガラ。

 品川を超えたあたりで、けいらくテイクアウトを取り出す…。思わず目を剥いた。巨大なスペアリブと巨大な鶏肉の塊。焼豚も超絶に分厚い。

 スペアリブ、手づかみなら新幹線では食べにくいが、箸で食べられる絶妙の焼加減。どれも汁が零れない。テーブルは美しいまま。

 ロング缶3本(発泡酒1本・缶チューハイ2本)が名古屋までになくなった。料理はまだ残っている。私は、売り子さんを待った。ハイボールを注文するつもりで。

 新幹線車内でもハイボールのロング缶(メガ)を取り扱っていただけたらな。そんな思いを馳せながら、終点の姫路まで乗り過ごさないよう必死で睡魔と戦った。

230321春日部A.jpg

♯けいらく新幹線

posted by machi at 08:41| Comment(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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