メガハイボール。私が春日部市内の呑み屋において、ホッピーの次に浴び続けてきた酒精である。メガがない場合は、2杯同時注文である。
深秋な土曜の夕方。急遽春日部入りすることになり、春日部最強チャイニーズレストラン<けいらく>へ。そこには粕壁NEXT商店街PJのK子氏&A井氏の新旧春日部YEGコンビが。月末に予定していたYEG関連催しが急遽内容大幅変更になり、その打合せのために春日部入りした。
この1カ月半ほど前、このコンビと催しについて打合せをしていた。その際は祝日の午前中。私はその日中に神戸に戻らなければならなかったが、かなり余裕だった。
西口から車で数分のファミレス系カフェで打合せ。その後は春日部駅高架下のファストチェーンカフェでPC猿打し、帰神前に東口商店会エリアで中華総菜(けいらく)や和菓子(青柳)をテイクアウトしていた。
今回は夕方だった。しかし、2022年度最も内容も量もタフな5泊6日の最終日だった。この日のうちに終電で神戸に戻れれば良い。今だ慣れぬ老眼鏡に首筋あたりのコリで悶絶しているが、安堵感もある。この打合せが最終行程だった。
<けいらく>をお借りした打合せは16時半スタート。夜の部の営業は17時から。お店の迷惑も鑑み、30分で打合せを片付ける必要がある。お茶を飲みながら両氏と変更ミッションにおける戦略を練り直す。
途中、店の若オーナーであり、単組組織である商栄会長でもあるSンヤ氏が顔を出して下さった。氏と私はほぼ同い年である。
私は氏にテイクアウトをお願いした。新幹線晩酌の肴にするためである。何喰っても旨いが、新幹線なのであまり汁が零れるような炒め物は適さない。Sンヤ氏に焼豚をお願いし、もう1,2品は汁が出ないものというリクエストでお任せした。
打合せは若干時間をオーバーしたが、つつがなく終了。夜の部のお客さんが入り始めた。私も少し飲みたい気分になった。春日部駅を19時半過ぎに発てば、列車遅れが無ければ24時15分には神戸の自宅に戻ることができる。
Sンヤ氏からテイクアウトを手渡された。ズシリ重い3品。焼豚以外の2品は何だろう。
気持ちを高ぶらせていると、K子しからせっかくだからこのまま呑まないかと誘われた。A井氏も職場に戻らないそうで、願ったりかなったりのプチ呑み会が始まった。私とA井氏は生、K子氏はハイボールで乾杯。
K子氏はハイボールのミニサイズを注文している。彼にとってのミニサイズは普通の角ハイジョッキ。どうしたのか。体調でも悪いのか。〔次夜後編〕
K子氏(右)とA井氏。