2022年11月27日

第3049夜:鰻と本のシアワセな午後【多治見(岐阜)】(その1)

 昼鰻からの、ブックCafé。日本屈指に暑い・熱い・篤い・厚い街、多治見における我が午後の至福ルーティンである。

 2021年、多治見まちづくり且蜊テ「本気の出店!創業塾」という催事に6回お招き頂いた。その際、初回を除き2回目以降はO口たじみDMOのCOOと昼飯を打合せを兼ね会食することが定番に。

 行先はCOOにおまかせおまかせだが、私のリクエストは毎回「鰻」。多治見は日本有数の鰻処。多治見市のマス鰻コットキャラも鰻がモチーフである。

 2022年度シーズンUは全5回の多治見入り。Uも昼飯は鰻一択で揺るがない(はずだった)。

■7月〇日(火) <うな千>+『コンビニ兄弟』

 10ヶ月ぶりに多治見へ。O口COOの運転で向かった先は、シーズンTの一匹目に訪れた美濃最強の人気鰻屋<うな千>。13時を回り、かなりの豪雨だったためか順番待ちは1組。割とすぐに入れたが、広い店内は満席である。

 名古屋文化圏の多治見はひつまぶしの取扱店も数あれど、ここは岐阜県。そして多治見市。ひつまぶしは名古屋名物なので軽くスルーする。

 シーズンT訪問時は7切も入った特上のうな重だった。今回は「いそ丼」。メニューには3切とある。少々切ない。店員さんにお願いし、メニューにない「いそ丼」の特上(5切)にバージョンアップ。許認可を得た。シーズンU、幸先好調である。

 座敷でお茶を飲みつつ談笑していると、ブツがいそいそと降臨。鰻、ひつまぶしのように刻まれている。別添でわさびと刻み海苔が添えられている。サラダと吸物を従えて。

 いそ丼の正体は、刻み海苔と山葵。出汁の無いひつまぶしと言ってしまえばそれまでだが、どこか風格が漂っている。

 刻み海苔パラり。山葵を天頂に鎮座。山椒も少しパラリ。海苔の風味を弱めぬために控えめに。

 10か月ぶりの多治見鰻。流行る、荒ぶる心を静めるため、まずは吸物。より真摯に、鋭敏に鰻と向かい合うための大切なプレリュードである。しみじみと、旨い。

 そして、本丸へ。多治見の鰻はパリッと焼いた関西風。脂のノリも上品でサクサクとジューシー。そして、海苔と山葵がサッパリ感を演出。普通の山椒オンリーな鰻丼より好きかもしれない。牛丼チェーンでテイクアウトした鰻弁当に応用してもよさそうだ。

 途中、追いタレ。夢中で喰らいつく。重は上品、丼は野生。左手でガシっと掴み、右手の箸でワシワシ。消えかかっていた「オトコ」が鎌首をもたげる。

 多治見鰻な昼メシ後は、ヒラクビル内<喫茶わに>でホット珈琲を飲みながら、同じくビル内で隣接するセレクトブックショップ<ひらく本屋>で気に入った1冊を買い、パラパラすることが無上の多治見の午後の過ごし方。蕩けそうに眠くなるけど。〔次夜その2〕

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多治見最強クラスの超人気店。

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磯丼。旨くないわけがない。
posted by machi at 00:18| Comment(0) | 岐阜県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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