2022年08月21日

第2998夜:トップガンまでの距離【Cinema】(前編)

 『トップガン』。1986年公開の大ヒット作。言わずと知れたトム氏の大出世作である。

 公開時、私は12歳。小学校6年生である。ポスターのイメージは何となくあったが、リアルタイムで見ていない。クラスでの話題にもならなかったはずである。後年、もしかするとどこかの映画館でリバイバル上映を観たかもしれないが1gも覚えていない。

 続編『トップガン マーヴェリック』がメガヒット中という(2022年6月現在)。私のフェイスブック友人たちも感動と熱狂の感想が多数を占めている。

 インスタやツィッターと異なり、フェイスブックは中高年が多用するSNS。要するに、私を含めた中年男女のリア充であり、自慢の投稿である。ゆえに、若い人がフェイスブックなど見向きもしない大きな理由がここにある。

 このバカブログを別にすれば(SNSではないので)、SNSでは何故かフェイスブックしかしていない。ツィッターやインスタはアカウントすらなく、LINEすらやっていない。

 前述したとおり、48歳の私のFB友人は私と同年代かその先輩方ばかり。私より若い人も繋がっていることはいるが、ほぼ投稿を見かけない。私(48歳)のフェイスブック友人たちが『マーヴェリック』で盛り上がっている点がミソである。ここに微妙な差がある。

 40歳以下の男女はリアルタイムで『トップガン』を観ていないだろう。30歳以下となると生まれる前の作品である。彼ら彼女たちにちっては、何故オヤジやお姐さんたちが続編に熱狂しているのか意味不明かもしれない。

 私より2、3歳以上年配の紳士淑女、つまり50歳以上がハマっているようである。リアルタイムの世代、そして青春真っただ中の思春期にリアルで鑑賞されているのだろうから、衝撃はさぞ凄かったのだろう。

 当時小学6年生の私はランドセルを背負い、そのちょっと前はラピュタ、2,3年前までは大長編ドラえもんに没頭していたただのガキ。

 小学校高学年で洋画に触れる機会があった。確か『グーニーズ』だったと記憶する。小学生ぐらいのガキが主人公の冒険譚だから感情移入できたのだろう。そこからトップガンまでの距離は心理的にかなりあった。

 1986年に公開されたレジェンド作品が2022年正月にTVで放映されていた。それを録画し、続編の予習に備えた。自宅で酒を浴びるように呑みながら、再生ボタンを押す。

 最初に驚いたのが、マーヴェリックの意味。主人公(トム氏)の名前(コードネーム?ニックネーム?)だったとは。もし私なら、もっと痩せている時は「ゴルゴ」、今なら「サイゴウ」「ツーフー」などのコードネームを頂けるのか。〔次夜後編〕

220821トップガン.jpg
80年代バージョン。
posted by machi at 10:14| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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