味は恐らく小倉駅の方が濃い。折尾駅は淡麗。似ているのだが、違う。しかし甲乙つけがたい旨さ。夢中で啜り込む。満足感に浸りながら東京へ向かう新幹線に乗りこんだ。
それから2日後(金曜日)。再度北九州へ。福岡独自のコロナ警報が週明けから発令されることび。そしてまん延防止も適用に。ウィークデーとしてソトノミできる最終日に。
プラザ祇園ミッション終了。月曜から北九州小倉(福岡)→飯塚(福岡)→鹿沼(栃木)→会津若松(福島)→北九州門司港(福岡)とコロナ禍の我が2021年度を象徴するような5日間が完遂。安堵がこみ上げる。
事務局の商工会議所チームがソトノミ御法度発令のため懇親会なし。スゴスゴと小倉に戻り、女性バイトが6人も増えていた<ムーラン>でⅯ渡アニキのプレミアム焼酎を勝手にヤリながら1時間ほど飲み食い。カウンター越しの女性、大学生だったが某所に共通の知人が3人も。
小倉第二の定宿(Cラウンパレス)に向かう途中<丸和前>でおでん(厚揚・卵・春菊)&ビール。シウマイのおでんも追加。〆はチャーシューメン。獣臭でマスクの中はカオス。
定宿で眠りに着こうとしたら揺れだした。地震のようである。しかし、疲れがまさっている私にはゆりかごのごとき心地よさ。揺れが収まらないうちに寝てしまった。
翌朝。いったん神戸に戻り、明後日再び北九州。今日と明日の晩酌用に、帰りに大賑わいな西日本の台所・旦過市場でツマミを仕入れる。明後日も旦過だけど。
<宇佐美>でぬかみそ炊き(鯖・鰯・卵)。<今井商店>で鶏肝・高菜炒め。<中村商店>で生鮮野菜(葱・ニラ)。<小倉かまぼこ>で得々パック。昼飯は魚町銀天街の<餃子のたっちゃん>で餃子&ハムカツ定食。たっちゃんのランチ、私の中では小倉最強。
旦過市場に隣接する某大型古書店に立ち寄ったら『Kン肉マン』文庫全18冊が1800円でさらに1割引。気づけばレジへ。小学生の頃ジャンプで読んだ以来。当時(1980年代)は我が生活圏(神戸新長田)にY野屋はなかった(小学生なので知らなかっただけかも)ので憧れた。
小倉で全巻買ったはいいけど、神戸までテイクアウト。凄まじく重い。自宅にはまだ未読のマンガや本が数百冊あるのに。ちなみに購入から数カ月たっても、未読のまま。老眼進行著しく、小さな会話文字が読めないからである。

小倉駅7・8番ホームの至宝。

<丸和前>にて。

おでんとビールから始めずにいられない。

呑んだ後の〆に無双級。

我が定宿。

旦過市場@

旦過市場A

旦過市場B

魚町銀天街で昼メシ。

Kン肉マン全巻と長葱。
(付記)
2022年4月19日深夜2時ごろ、旦過エリアを猛火が蹂躙。約40店舗が焼失。その中に<丸和前ラーメン>と<小倉かまぼこ>が含まれている。一日も早い復旧と再建を心より祈念申し上げます。