11時半過ぎに中座し、東武野田線愛宕駅へ向かう。途中、雪が降りだした。
愛宕神社付近で旨そうなサンドイッチ専門店発見。カツ、玉子、ツナを捕獲。昼飯にと考えたが、愛宕駅から電車3本乗り継ぎ小山へ到着するまでかぶりつくタイミングがなかった。
小山駅着。到着ホームから<きそば>の行列が見えた。あと数日で小山駅から消滅。惜しむファン殺到。私も大ファン。東日本で最も愛する駅そばである。明日、啜れるだろうか。
小山は極寒の降雪。2時間ミッション中、<おやま開運館>の暖房をフルにしても寒すぎ。30分おきにトイレへ。2時間経過‥‥‥。ブラインド越しに窓が全開だったことに気づく。
閉店間際の<思季彩館>でたっぷりのもつ煮込、拳サイズの唐揚、おとっぺソーセージを購入。明日の自宅晩酌用の肴である。
<ホテルニューKシワ>に荷物放り込んでから、S氏&H場氏と今年初の創業五十余年の<東>。帰って来た感じ半端なし。
〆鯖、やりいか、牡蠣フライ&バター、銀鱈、もつ煮込、山芋磯辺揚、そして〆の鰯つみれ汁‥‥‥。最初から最後まで角瓶のハイボール。至福と旅情。
牡蠣、プリンプリン。付け合わせのポテサラも旨し。もつ煮込み、夢幻に呑めそう。磯辺揚げの海苔のサクサクがたまらない。
そして、新鮮な鰯を包丁でたたいて作ったつみれ。これだけで最高のアテになる。〆のつもりがさらに呑んでしまう。暖房も心地よすぎる。
この日は朝9時ミッション開始という慣れぬ1日だっため、21時半にはホテルへ。昼に野田市内で買ったが食べ損ねたサンドイッチをツマミに、持ち帰ったウィスキーの角瓶をチビチビやりながら極寒の部屋で独り2次会。
翌朝。部屋が寒すぎてシャワー浴びる気になれず、7時半過ぎにチェックアウトし小山駅へ。わき目もふらずホームの<きそば>へ向かうが、途切れることなき大行列。
30分に1本の東京直行が入線してきた。諦めて乗車。もう、駅のホームで神戸人の私がきそばを啜れない。
切なさを噛みしめながら東京駅へ向かっていると、白岡駅で電車が止まった。上野当たりの踏切が故障し、再開の見込みがたたないから乗り換えろと車掌さんはおっしゃる。
大宮駅でいったん改札を出る。朝ラーを決行することに。駅の真ん前に屹立する、数ある横濱家系の中でもお気に入り3位以内に入る<M蔵家>へ。
味玉が食べたかったので「特上」にしたら、早朝サービスで味玉無料という。早く言ってよ。朝から味玉2ヶ喰らい。無料サービスのライスは大盛。
誰が考えたのか知らないが、オミクロンなどという強そうな名前のバカウィルスが世間の耳目を独占している。ラブリーとかポンチとかムヒョなどの弱そうなネーミングにすればいいのに。バカウィルスを蹴散らす勢いで、横浜家系を啜り込んだ。

惜しむファンが殺到。駅そばは寒ければ寒いほど旨い。

暖を求めて。

鮮度最高。

牡蠣プライ、プリップリ。

パリパリ感が癖になる。

つみれ汁で心も体もポッカポカ。

毎月お付き合い頂きありがとうございます。

極寒の部屋で独り2次会。

翌朝、大宮駅前にて。まさかの味玉ダブル。