私はフルで15分間視たことなく、朝ドラそのものを15分間これまで最初から最後まで見たことすらないかもしれないが、この作品の舞台が岡山市であるという。
そして、『まちなかチャレンジ!出店するなら表町』。2021年12月下旬時点で大団円を迎えた吉備の国最強最大商店街・表町にて足掛け3年間にわたり繰り広げられた新規出店者応援プロジェクトのタイトルである。
本来は2年間で完結するはずが、コロナ禍でもう1年延長。1年目が調査分析、2年目が計画、3年目が実行である。
2021年12月のクリスマスイブのイブの夜。その集大成である成果報告会が開催された。3年間のフィナーレ。私にとっても最後の岡山の夜に。
実行期間(約半年間)に16件の新規出店。表町は何もせずとも年間5〜10店舗は新規出店あり。ただしパイは限られているので、退店もあって入れ替わる。新陳代謝が活発といえる。
さらに成果を上げるためには、次年度継続するためには‥‥‥。様々なご意見を拝聴する。来年度もさらに形を変え、無理のない持続可能なまちなか出店チャレンジを応援して下さるようで実に心強い。
6人で打ち上げ。ただ、表町周辺は22時閉店が多い。コロナ以降、早じまいが増えたそうである。つい先日に8店舗が類焼した火災があったようで、特有の焦げ臭さも残っている。
22時ごろ、激シブな呑み屋路地にあった鉄板焼きのお店に入店成功。ちょうどカウンターを独占。小さなお店ゆえ貸切に。
生で乾杯。2杯目からはメガハイボールに切り替える。
名物というトンペイ焼、圧倒的迫力。ヘルシーで野菜たっぷり。岡山のソースは甘い。文化圏的にOタフク系か。醤油ラーメンも甘めに感じる。
牡蠣オコのダブル、焼シウマイ、バジルウィンナーなどに舌鼓。談笑していると気づけば24時を大きく回っている。
最後にもう一軒。中央町ではなく、表町付近で。行きつけの<コイン>へ。開いていた。
私以外の4氏は全員岡山漢。中学高校の話で盛り上がっている。私にはさっぱり分からぬが、楽しさは伝わってくる。
深夜2時を大きく回っていた。S木専務理事の熱唱で掛け値なく、我が3年間の表町ミッションがフィナーレ。私にとっての連ドラであり、大河であった。出店するなら表町。カムカム表町である。

味わい深いエリア。

トンペイ焼(たぶん)。

牡蠣おこダブル(たぶん)。

シウマイを発見したら頼まずにいられない。

最後の夜もやっぱり<コイン>へ。