東京五輪が開幕する前日。本来なら五輪で満室のはずなのに、2泊で6,500円。部屋はまさかの余裕でツイン和室をシングルユース。机が大きくてこれもまた良し。今や絶滅寸前の応接室にあるような灰皿も頼もしい。和室、凄まじく寝心地が良い。快適を極めている。
胡坐をかきながら湯呑にインスタント珈琲を入れ、ポットで沸かした湯を注ぐ。朝からPC猿打。何となく気分は昭和の文豪である。
空腹を覚えた。昼前にブラブラと炎暑の中、小山駅東口方面を歩く。テナント募集中張り紙をいくつも目にする。屋台村があったとは露知らず。東口もステキな呑み屋が多そうだ。
たどり着いた先はは‘ラーショ(ラーメンショップ)’。我が生活圏内にないのでいつぶりか分からぬほど久々。こちらのラーショは朝9時から営業という頼もしさ。時間は11時過ぎだったが、店内ほぼ満席。厨房は女性2人が切り盛り。客はオトコ率100%である。
券売機と対峙。ネギチャーシューメン中盛とライス召還。汗ダクダクの体に濃い目の塩分が染み込む。ラーショ、初めて啜ったときは何と濃厚なんだと度肝抜かれた。家系、二郎系、泡系豚骨、鶏白湯……。ラーメンは日々濃厚に進化。ラーショは今やあっさり系かもしれない。
常連は味薄め、麺固めなどカスタマイズしている。私はいつぶりか分からぬのですべて普通で。水を飲みながらぼんやり店のTVニュースを眺めていると、ブツ降臨。
目を剥いた。洗面器サイズである。啜っても啜っても減らない。チャーシューたっぷりで心強い。私好みのロースである。ライスが進むも、途中から苦しくなってきた。私も次回は麺固め、味薄め、量は並と心に誓う。
食後はそのまま5分ほど歩いて<会茶>で90分ほどピットイン。ひっきりなしに来店客や出前館の対応に大忙しなオーナーのK部女史と話し込みながら期間限定スイカスムージー。ラーショはオトコ率120%、会茶は女性率120%。
ふり幅の大きい我が昼めし。スイカスムージーで我が女子力、大幅に向上である。
いったんホテル(というか、もはや旅館)に戻り、シャワーを浴びてすっきり。眠気に耐えられず2時間昼寝。4連休の初日。私は4日間ともシゴトだが、これぐらいの贅沢は許されるだろう。自由業者の特権ともいえる。
夜は小山駅西口の市役所すぐ近くに誕生するビアバー<BEERAY>のプレオープンに参戦。特注な10種類の生ビールサーバーが圧巻。クラフトビールも多数。新たな小山の魅力満点スポット誕生に歓喜猛歓。
どんどんプレオープン客が店内に。河岸を変える。美魔女たちを交えて久々のド鯨飲。24時ごろ部屋に戻り、コインランドリー合間の時間つぶしにコンビニで買った地酒。呑み過ぎ食べ過ぎだが、思う存分小山を満喫できた極上の日だった。

ホテルニューカシワの和室。

ラーショ。

ネギチャーシューメン。

会茶。

スイカスムージー。

小山駅西口の新たな活性化拠点。

オープンに記念に駆け付けた皆さまとオーナーの高R氏(左から2番目)。

地ビールサーバーがカッコよい。

2軒目。

3軒目。