「西口まつり」。小山駅西口エリアで2020年10月下旬に開催された6イベント合同フェスティバルである。バカウィルスで開催が危ぶまれたが、ガラリと様相を変えて決行したという。
栃木県5泊6日の最終日はまつりの当日。私は帰路に小山駅で途中下車した。
「Ⅿ-1(まちいちがん)PROJECT」
「感染しない、感染させない街にしよう〜私たちは、感染した方への偏見を無くすことを目指しています〜」
コロナ対策も万全。サブタイトルが秀逸である。
都内や都市圏ほどコロナは日常で偏見はそれほどでもないが、地方都市、いわゆる「田舎」といわれるところは特に最初の頃、凄まじい村八分っぷりであったと聞く。報道されない悲惨な結末もいくつか耳にした。
小山はたぶん栃木県の玄関口であり、首都圏との結節点。小山がコロナ偏見に打ち勝つスローガンを掲げるあたりに地方都市活性化のヒントを垣間見える気がする。
6つのイベントは以下である。10時から16時の間にすべて収まっている。
・お菓子ラリー(ハロウィン)@上町会館:小山駅西口商業振興会主催
・軽トラ市&フリマルシェ@阿夫利通り:小山市観光協会主催
・テラスオヤマ(コーヒーフェスティバル)@祇園城通り:小山市都市計画課主催
・リバーサイドマルシェ@思川河川敷@御殿広場ピクニックマルシェ実行委員会
・オモヨガ!@思川河川敷:合同会社Walk Works主催
・ハロウィンマスク販売他@まちの駅思季彩館:根っこの会主催
駅構内は特にポスターや看板などの告知は特にない。コインロッカーは全部埋まっている。家族連れ中心の中で、私はスーツケース&ビジネスバッグという大量荷物かつブレザーの独りオヤジゆえ会場で目立つ。一方、ある意味で目立つので会議所S氏を通じて知縁を頂いた様々なお方からお声がけ頂いた。
SNS程度でほとんど告知していないそうだがハンパない大盛況である。老若男女、特に子連れのファミリーで大賑わい。駅前から思川まで人の流れ途切れることなし。暑くも寒くもない快晴。小山のポテンシャルの高さを痛感する。
ハロウィンの仮装は小さな子供は可愛いがオッサンがすると少々無理がある。しかし、ハロウィンマスクなら違和感なくポップでキュート。私も購入しようかと思ったが、帰路の新幹線で独りハロウィンマスクは不審者にしか見えぬので断念。
思川へ初めて足を運んだ。こんなに素晴らしい河川敷とは。新幹線駅から徒歩すぐに広がる自然。これだけで住みたくなるブランド価値は上がる。河川敷はしずる感溢れる旨そうな匂いで充満。私の腹がキュンキュン鳴った。
小山駅西口駅前。
盛況。
絶妙の配置。
思川。
家族連れで大賑わい。
「おとっぺ」好評発売中。
2021年02月22日
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