グッと涼しくなった9月下旬。半年以上ぶりに神戸空港へ。2020年9月現在、航空各社絶賛減便中。よって空港も空いている。
那覇空港着陸時も発着便が少ないためか15分も前に到着。混んでいる時は上空を旋回してテイクダウンできないのに。しかし那覇空港は3月と比べたら幾分利用者が増加しているような気がしないでもない。
半年ぶりに潟Cドムス(沖縄市)H瀬氏と合流。氏の運転で沖縄市へ向かう途中、宜野湾の<根夢>でミックスそば大盛。半年ぶりの沖縄そば、泣けてくる旨さ。
ソーキと三枚肉にかぶりつき、コーレーグースーと紅生姜を後半たっぷり一気呵成のシーザー啜。<根夢>本店(沖縄市)は何度も足を運んだが、宜野湾店も天晴なシゴトぶりである。
ドン引きなスコールがワイパーを叩く。沖縄市内に入った頃、サクっと雨が止む。女心と沖縄の天気は移ろいやすい。そして、内地では考えられぬほど蒸し暑い。汗、ドボドボである。
ミッション先である沖縄センター街(通称:パークアベニュー)をH瀬氏の案内で視察。丸2年間、月1回ペースで沖縄市へ通い続けたので数え切れぬほどこの通りを歩いているが、全長450mという蛇行した一車線通行の緑あふれる商店街をじっくり歩くのは初めてである。
築35年というアーケードの老朽化が著しい。ところどころ天井が落ちている。渋滞緩和のため道路拡幅による相互通行が市の整備事業として予定されており、アーケードを撤去せねば工事ができない。要注目である。
じっくり歩いて初めて分かる。あまりにも個性的な専門店群である。内地(沖縄以外)ではまず見かけない業種業態が混在している。夜間営業中心で昼間は幾分閑静だが、実に味わい深い。
絶賛生放送中っぽいFM局。様々な映画やドラマ、PVのロケ地。商店街にあったキャバレーを改装した(変な)ホテル。マニアック極まりないパッチ(ワッペン)専門店。タコス発祥の店。ドルしか使えないトップレスなポールダンスショーパブ。バスケ専門店。焙煎専門店。石鹼専門店。老舗の楽器店や制服店……。飲食店割合高めだが、どこも魅力的。猫も多い。
一番街のアーケードエリアも飲食中心に新店ラッシュ。北九州小倉で無敵の流行りっぷりな奇跡の手羽先も進出。
極めつけは<勝手にしやがれ>という居酒屋。何から何まで完全無人化を実現。まさにウィズコロナ、アフターコロナ時代の新商法だろう。これを大手でない個人飲食店が展開している点が頼もしい。
半年の間に大きく様変わりしている。まだまだ新規出店が増えそうな勢いという。
来年(2021年)3月にはプロバスケ「琉球キングス」の本拠地(沖縄アリーナ)がこけら落とし。相乗効果も期待できそうだ。
途中、商店街エリアの2階で気になる展覧会を開催していた。その名も「おっぱい展」。
『乳場料810円』に手が出ず断念したが心騒ぐ。期間も「8月1日」から「81日間」。開館時間は「午後1時8分から8時1分」というこだわりぶり。「泥酔者等の『御乳場』はお断り」も笑わせる。保護者同伴ならば小学生以下は「乳場無料」でしかも1ドリンクサービス付き。とんでもないおっぱい星人に成長しそうである。
モデル希望者は入場無料で、顔なし写真データ5枚頂けるという。女性限定と書かれていないので、Bカップは確実な私もモデルになれば「乳場無料」になるのだろうか。ちなみに9月下旬で乳場者3000人を突破したそうな。
パークアベニューミッション終了後、ヘンなホテル(オーナー談)が経営するパブで懇親会。オリオンの生が滑るように爽快。ハイボール、泡盛ソーダ割、赤ワインをグイグイやりながら談笑。ポーク玉子、鶏ももステーキ、三枚肉小鍋、サンドイッチなど抜群に旨い。
3人で半年ぶりのリカママのお店へ。シャンパンを開け、ママ手作りのケーキも満喫。フィニッシュはママやお客さんたち4人でバーで深夜2時まで。ホテル直帰。深夜のフリーダム(24時間ステーキ)の誘惑に勝ち切った。
翌朝。<中央マート>に立ち寄りNカウド社長にご挨拶。H瀬氏にオミヤでおにぎりサンド3ヶ(鶏天・マヨ・しそ昆布)を頂く。那覇空港の搭乗ロビーでかぶりつく。さんぴん茶で流し込む。これぞ沖縄の醍醐味。
沖縄県内滞在時間は毎回21時間ほどだが、満足度無限大。私の沖縄モードが少しづつ戻ってきた。

那覇空港から沖縄市へ向かう途中の我がルーティン。

パークアベニュー。

究極。勝手にさせていただきます。

入れば良かった。

センスの塊。

半年ぶりの「オリオン」。

タマリマセン。

このサンドイッチ、最強のツマミ。

ママありがとう♬

沖縄市から那覇空港へ戻る際の我がルーティン。