2020年11月11日

第2560夜:風の谷のアヅシカ【八尾(大阪)】

 『風の谷のナウシカ』。1980年代前半に劇場公開されたジブリの超絶ウルトラ傑作アニメである。ネットで検索していたら、この作品、よくわからないアニメの2本立てだった。ジブリ作品、特に初期の作品は時を経るにつれて評価が公開当時よりも高まっている気がする。

 緊急事態宣言が開けて1か月以上が経過した7月上旬の土曜。用事が予定が早く済み、河内八尾へ。会計事務所の先生方と打合せなのだが、時間が余り過ぎて3時間ほど余裕がある。特に喫茶店でPC猿打せねばならぬ急ぎ案件もない。

 そういえば、近鉄八尾駅前のショッピングモール内に映画館があった。ちょうど良いタイミングで何か放映しているか。

 梅田から環状線で鶴橋を経由し、八尾へ向かう途中にスマホで検索。ちなみに途中の近鉄電車で後ほど打合せさせて頂くA部先生とばったり。

 八尾のシネコンでは座席数を半分に削減して公開していた。しかも、何故か昔のジブリ作品ばかり。その中でちょうどタイミングドンピシャだったのが『風の谷のナウシカ』。しかも、再上映のためか、サービスデーだったのか分からぬが1100円だった。

 たしか小学生の頃、TVかビデオだかで観た記憶がある。内容はほとんど覚えていないが、巨大なやどかりような物体が走り回っていたはずだ。劇場では初めて。コロナ騒ぎでもないとスクリーンで観ることなかった傑作かもしれぬ。

 コロナの影響でドラマやスポーツも昔の名作や名勝負を多数放映していた。令和になり、さらに時間展開の速さに追いつかなかったので、ふっと立ち止まる感じも悪くない。

 前方のど真ん中に座る。劇場内が暗転。予告編前の企業CMが始まった。

 ……。おや、見たことのある御仁が超アップで出ている。思わず目を剥いた。八尾のA戸氏の会社だった。社長のA戸氏も出演している。何の予備知識なく観てしまったので唖然。引き続きも2社ほどが私も知っている会社だった。

 冒頭でこんなのをかまされたら、肝心の本編が始まっても内容が頭に入ってこない。後半になってようやく物語世界へ。

 ナウシカ嬢、活発で可憐で、字義通り虫も殺さない少女である。しかしオヤジを殺された際にブチ切れて敵兵は大勢殺戮。

 ナウシカ嬢、もっと小さな少女と思っていた。確かに少女っぽいが、もしかすると女子大生ぐらいの年齢だったのかもしれない。周りがみんな「姫」と呼んでいるし、殺されたオヤジ(王様)もかなりの老齢。小学生ぐらいだったら孫になってしまう。

 いつも肩の上に乗っているテンちゃんやガッちゃんみたいな生き物を空気の悪い場所で隠すとき、胸のファスナーを開いて胸の谷間へ。すっかり隠れた。ナウシカ嬢、巨乳だったのか。

 小学生時代はただただ感動した記憶あるが、三十数年の間に私もすっかりヨゴレてしまい、本筋と関係ないところばかり気になる。しかし、当時以上にH石譲氏の音楽が心に響き渡る。ところどころシンセサイザー全開なのも80年代テイスト。最後は感動して泣きました。

 興奮冷めやらぬまま、大阪総合労務会計事務所の先生方へ。先生方のご尽力で、まさかの某給付金の対象に。申請手続きも厚かましくお願いしてしまう。私がグズグズしなければ掛け値なしにネットで10分ほどで完了だ。

 当初は対象になると思っていなかった。喜んでいいのか微妙なのだが、私のような俗物は頂けるものは何でも頂く。しかし、金は天下の回りもの。昔から思っていたことだが、特にコロナ以降、自分のためではなく人のために金を使えば利息がついて返ってくることを痛感した。

 先生方と<えん>へ。コロナなど関係なく流行っている。どんどんお客が来るが満席で入れない。絶品料理に生ビール、地酒などを堪能。2軒目は<わっちょい>。焼鳥が絶品である。

 先生方とお別れし、阪神なんば線の終電乗車。神戸市民の私にとって、阪神なんば線は快適極まりない風の谷。ナウシカ嬢が乗っていたパラグライダーのような気分で鶴橋から尼崎で乗り換える。あまりの心地よさに爆睡。よく乗り過ごさず目的地の板宿で目覚められたものである。

名作
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<えん>にて
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<わっちょい>にて。
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いつもご指導ありがとうございます。
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posted by machi at 11:34| Comment(0) | 大阪府 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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