2020年11月03日

第2554夜:24時間とりそばの流儀【春日部(埼玉)】

 鶏白湯。濃厚でクリーミーで白濁しているラーメンスープである。豚骨でははく鶏ガラを徹底的に煮込んでいるのだろう。この数年、特に都市部で見かけるようになった。「ブラック」系に対抗してか「ホワイト」と呼称されることもあるらしい。

 ある梅雨真っ盛りの正午過ぎ。宇都宮駅ビル内の行列店<宇都宮Mんみん>でヤキスイライス。焼餃子6ヶ、水餃子6ヶ、ライス、漬物。宇都宮餃子はどこもレベル高し。神戸人の私は神戸餃子も大好きだけど。

 JRと東武を乗り継いで小雨の春日部へ。<ホテルカスカベ>チェックイン。フロントの女性は「いつもは早いのに、今日は来ないから忘れていると思った」とのこと。すっかり定宿だ。

 同時並行された会議に行ったり来たりした春日部NEXTミッション終了後、8人で日本有数の居酒屋チェーンが展開し始めた新業態の大型店が春日部駅東口駅前にオープンしたらしく、視察を兼ねて。飲み物均一系である。

 私は280円の発泡酒の大ジョッキの後はひたすらハイボール。蛸ウィンナー炒めとウィンナー串のみ頬張る。閉店時間を迎えるころに激論になってきたのでお開きに。ちなみに敵情視察の感想だが、春日部最強のチャイニーズレストランの完勝圧勝である。1oも恐れるに足らず。

 少し腹が減ってきた。ラーメンが啜りたい。しかし、春日部に月2回ペースで通い1年になるが、深夜のラーメン事情が分からない。

 H本氏が先日、24時間営業チェーン居酒屋<T良商店>の「とりそば」が旨い的なことを言っていたことを思い出した。私は、一人で首肯した。ホテルからも近い。

 ホテル真横のキャバクラから絶妙タイミングでメールが来たが無視し、立ちんぼや呼び込みを軽快にかわしながらカウンターへ飛び込み。

 居酒屋でラーメンだけ注文するのも野暮の極みゆえ、ホッピー召還。そういえば今夜はホッピーを呑んでいなかった。私は「中」と「外」の割合が1:3なので、最低3杯は呑むことになる。

 ポテトサラダを注文。これが家庭系ではなく酒飲み系の味付けで旨い。半熟ゆで卵が煌めいている。妙なスイッチが入った。

 ホッピーもまだ残っている。洋風からあげ、要するにフライドチキン注文。大きなサイズが5ヶも。これがジューシーで絶品。かなりクセになる。テイクアウトしてしまいそうだ。

 〆は当然「とりそば」。しかし、居酒屋チェーンである。それほどメニューからも推している感じはない。

 あまり期待せずボンヤリとホッピーを啜っていると、着丼。具はシンプルなぶつぎりもも肉と刻み葱のみ。全体的に、白い。

 まずはスープ。トロミが力強い。レンゲを口に運ぶ。……。強烈かつ濃厚なのに、底深い上品さが漂う。思わず目を剥いた。麺のスープリフト力(cめしばな刑事タチバナ)も頼もしい。

 鶏白湯の究極である。酔いも回り、出張疲れの毛細血管に染み込んでいく。気づけば麺1本、汁1滴残っていなかった。翌日も思い出して涎が湧いてくる。

 春日部に住むと24時間いつでもこの「とりそば」が啜れるのか。大型チェーンだから他でも啜れるのか。それとも春日部店限定か。

 ホテル周りに深夜ラーメン屋が思い当たらなかったので<Fァミマ><M屋>との誘惑と闘い、負けてばかりだった。これからは、躊躇わない。迷わない。しかし、ますます太りそうである。

201103宇都宮みんみん.jpg
焼と水のセット。何故この店はどこも行列なのかあまり分からぬ。

201103春日部鳥良商店@.jpg
ホッピーで独り二次会開始。

201103春日部鳥良商店A.jpg
酒の肴系。

201103春日部鳥良商店B.jpg
ついつい。

201103春日部鳥良商店C.jpg
激ヤバ。
posted by machi at 08:16| Comment(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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