2020年07月08日

第2481夜:響かぬ理由【宜野湾(沖縄)】

 ぎのわんヒルズ通り会活性化プラン検討委員会。不詳・アヅマが委員長を仰せつかっている、宜野湾市商工会が事務局を務める沖縄県庁の公募事業である。県内の数都市の商店街が対象となり、毎週ワークショップを20回以上実施せねばならない究極に過酷な事業でもある。

 ある1月下旬の朝。冷えこむ三ノ宮駅構内の立ち蕎麦屋でコスパがよろしい朝定食(ネギ蒲鉾入りそば・ライス・生卵・昆布佃煮・天かす入れ放題)330円を腹に入れ、那覇空港へ。

 お迎えと合流しまずは沖縄市へ。いよいよ大詰めとなった某プロジェクト会議たっぷり2時間後に終了後、いったん我が沖縄県中部滞在時の定宿<デイゴホテル>にチェックイン。

 シングル料金だったがツイン(トリプル)にバージョンアップ。スリッパも3ヶ、コップも備品も3ヶ。ただしタオルや歯ブラシは1ヶ。このホテルはかなり快適で部屋広め。その上いつもの2.5倍はありそうな広さ。しかし私はいつも真夜中戻りゆえ巨大なコインロッカー状態である。

 見ためは中学生にしか見えず、商店街を歩く修学旅行生に交じれば全く見分けがつかない大卒新人・リッキー氏に宜野湾市商工会へ車で送ってもらう。

 19時から冒頭の検討会3回目。ラスト1回は3月。これまで毎週のように実践してきたワークショップの結果を反映させたはずの活性化プランのたたき台を詰めるミッションである。

 私はその数時間前の会議の興奮が冷めやらぬのか、普段はめったにないことだが、商店会の皆さまに割とキツい口調で喝を入れていた。

 「こんなこともできないんなら、何もできない!」。

 本来は会議を円滑に進行し、まとめていく役割を仰せつかっている委員長(座長)として失格である。それでも、荒ぶる魂を抑えられなかった。しかし私の喝もシラ〜っとした雰囲気で充満。

 私の心の叫ぶが全く響いていないのか。途中、私の事実誤認で事務局や出席者から訂正が入る。私の勘違いも大きな要因だが、振り上げたこぶしの落としどころに迷う。

 本来なら1時間もあれば終了する内容だったが、私の荒ぶる魂と私の議事進行の不味さのため2時間も費やした。私は、自分自身の力不足に打ちひしがれていた。

 閉会後、そそくさと退散しようと荷物を片付けていたら、商店会のN村氏が私に駆け寄って、耳打ちしてきた。何故か氏は申し訳なさそうな表情と半笑いの表情が絶妙のバランスで入り混じっている。

「アヅマさん、ズボンのチャックがずっと全開でしたよ」。

 ……。絶句した。赤面した。

 どれだけ熱い話だろうと、どれほど的を得た説教だろうと、何一つ響かず、頭に入ってこないだろう。チャック全開のバカオヤジから何を言われても。

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沖縄市内の昼会議。コザBOXにて。

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いつもより広い。

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ぎのわんヒルズ通り会での夜会議。

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沖縄市胡屋のリカママのお店で真夜中会議。

(付記)
ぎのわんヒルズ通り会の上原会長がつい先日急逝されたという報を受けました。3月下旬にお会いした際はお元気で、またお会いしましょうと約束したばかりでした。上原会長には2017年頃から御縁を頂き、昨年は高松視察にも同行させていただきました。上原会長のご冥福を心より祈念申し上げます。
posted by machi at 08:56| Comment(0) | 沖縄県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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