2020年05月25日

第2452夜:道場入門【新千歳空港(北海道)】(その1)

 「北海道ラーメン道場」。新千歳空港で特にミッションなくただ移動するだけの日なら空弁をツマミにラウンジで無料生ビールを鯨飲するのだが、ミッションがあったりPCせざる負えない日はこの道場でラーメン修行に勤しむ。たしか10店舗ほどが凌ぎを削っている。

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修羅へのプロムナード。

■「白樺山荘」:味噌チャーシューメン

 ある冬の午前。迷いながらも一番奥にあった<白樺山荘>へ。初ダイブである。時間は11時前だがどの店も混みあっている。

 定番っぽい味噌ラーメン選択。さらにグレードアップし味噌チャーシューメンに切り替えた。

 卓上にゆで卵がこんもり積まれている。食べ放題無料サービスという。ゆで卵は酒のサカナにもなり、ラーメンに投下すると格がツーランク上がる。

 口角を上げながら殻をむいていると、ブツが運ばれてきた。余談だが、ラーメンのトッピング卵は味付け半熟系が主流。私は固ゆでのプレーンを好む。シンプルな昭和の香りが漂うからだ。

 ゆで卵を投下。温め作戦である。紙エプロンを装着し、胡椒をパラリ。私は味噌でも胡椒派である。まずはスープ。……。思わず目をつむる。私が味わいたかった味噌スープの味である。私は醤油を最も好むが、北海道、それも札幌では味噌系をスルー出来ぬ。

 麺もかん水が効いた黄色い縮れの北海道仕様。スープと絶妙に絡み合う。チャーシューも大きく旨い。ゆで卵は半分に箸で割り、黄身をスープに浸して口に放り込む。

 ……。旨さが倍加する。さらにもう1ヶ殻をむいて投下。後は無我夢中で羆啜を展開。あっという間に丼が空に。

 ゆで卵無料食べ放題は芸が細かい実に惹きの強いサービス。小さくも、大きなシアワセである。

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2018年1月実食。

■「らーめん そら」:味噌らーめん

 ススキノの人気店であるという。行列ができることもあるそうだ。ある冬の夕方に道場を除くと、この店が一番空いていた。味噌ラーメンモード発情期ゆえ、迷わずに最もシンプルかつ王道(トッピングもなし)を召還。

 店内やメニューを見渡す。インバウンドか何か分らぬが、やたらと英語表記の多いラーメン店は私は得意ではない。唯一共感できたのが「NO RAMEN NO LIFE」。思いっきりパクリだけれど。

 ブツが運ばれてきた。気を衒わぬシンプルな構成である。880円という空港価格基準を満たしているか。胡椒を多めに、一味を少なめにパラリし、まずはスープ。

 ……。最初に生姜の味がガツンと舌を襲う。それから生姜が味噌に交じり香ばしさが増してくくる。麺は黄色い太目の縮れで札幌系王道。スープとのカラミも情熱的。チャーシューも柔らかく、メンマの歯ごたえも嬉しい。

 凄まじく尖っているわけでもないが、常食ハマリ系。人気も納得である。当然のごとく麺1本、汁1滴残さぬ熊啜である。〔次夜その2〕

200525新千歳:そら(2019年1月).jpg
2019年1月実食。
posted by machi at 15:45| Comment(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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