2020年03月26日

第2405夜:寛ぎのダブルヘッダー【広島(広島)】

 <あんず>。広島市タカノ橋商店街の決して目立つ場所ではないビルの2階の韓国料理店である。ある師走の21時過ぎ。私ごときではなく弁護士が対応すべきタカノ橋ミッション終了後、7人で<あんず>へ。冷え冷えの中がタフなミッション後の毛細血管に染み込む。

 ナムル3種盛から始まり、サムギョムプサル(合ってるかな?)、せせり炒め、キムチ、唐揚、チヂミ、とうもろこし天ぷら、ポテトフライ……。
韓国料理一辺倒ではない。日本人に合う味付けというか、好みというか、定番料理も揃えているところが心憎い。そして、何を喰っても旨い。ハイボールも濃い目。日本酒も充実している。

 我ら7人以外にも若いカップルが2組。実に家庭的というか、飲み屋なんだが他人様の家にお招きいただいた気分、さらにその上を行き、自宅にいるような寛ぎ気分を味わえる。

 〆にホルモンうどんを少し取り分けてもらった。うどんの出汁は関西風の透明感ある昆布系。ただし、ホルモンが天ぷらになっている。ホルモンの天ぷらは初めてかもしれぬ。細く千切りされた赤い物体が華やかさを添えている。

 出汁を啜る。……。じんわりと旨い。西日本人は全員好む味だ。しかし、じんわりと辛みが広がる。唐辛子だった。辛い。熱い。しかし、旨い。ホルモンの天ぷらもふわふわのプリプリ。うどん出汁を衣が吸って独特の官能を高めている。汁1滴残さなかった。

 時間は23時前。2軒目は専務理事も含み若手中心に5人で市役所方面のメイン通りから外れた住宅街へ。ほのかに灯りらしきものが灯っている古民家がある。<おうちBARひらひら>。

 これまで日本中で分かりにくい店、入りにくい店、見つけにくい店を訪ね呑み歩いてきたが、北九州市の隣町の水巻にある韓国料理店に次ぐセットアッパー級の難解さ。目を凝らせば看板らしきものはあるが、集中しないとまずスルーだろう。

 店内に入り、思わず歓声を上げた。巨大なスクリーンには80年代洋楽ロックのライブビデオが。それ以上に、まさに古民家を改装した和風バー。その中に洋のテイストが差し色として映えている。店主のセンスの高さが全力で伝わってくる。

 ハートランドを飲み干した後は、ハイボール。400円という安さに驚愕。カクテルも豊富で、専務理事が嗜まれていたカクテル「サザンカンフォート」に挑戦。辛口のジンジャーエールで割るそうだ。きりっとした濃厚だがコシのある甘さだ。ツマミは出来立てのポッポコーンである。

 談笑と激論を繰り返していると、深夜1時を回った。私はお礼を述べ、ブラブラと広島市滞在時の定宿へ。歩いて5分である。

 1軒目も2軒目も、壮絶に寛げる自宅感覚が心地よかった。この気分を維持していたい。歓楽街の誘惑を珍しく振り切り、定宿でチェックイン手続きした。この定宿チェーンに年間100泊以上生息している私にとって、自宅以上に寛げる3軒目でもある。

200326広島タカノ橋@.jpg
200326広島タカノ橋A.jpg
200326広島タカノ橋B.jpg
200326広島タカノ橋C.jpg
何喰っても旨し。

200326広島タカノ橋D.jpg
ポテトフライは外せない。

200326広島タカノ橋E.jpg
タカノ橋商店街の皆さま、ありがとうございました。

200326広島タカノ橋F.jpg
BARとは思えない。

200326広島タカノ橋G.jpg
寛ぎの極み。

200326広島タカノ橋H.jpg
居心地良すぎ。
posted by machi at 15:08| Comment(0) | 広島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: