2020年03月19日

第2398夜:現地の醍醐味【北谷(沖縄)】

 首里城の再建。最早単なる文化財の消失を超えた国家プロジェクトである。顔は完全に沖縄人だが生粋の神戸っ子である私もあの衝撃映像に心痛めた。数年前に足を運んだこともある。

 沖縄人にとっては心を痛めたという安易な表現では語りつくせないらしい。あの映像を見て「俺は琉球人なんだ!」とDNAレベルで何かが沸騰したという。幾人からもこの話をお聞きした。これは現地に毎月足を運んでいるからこそお聞かせいただける感情なのだろう。

 ある師走の夜。雪降る北海道富良野市から9時間かけて沖縄県北谷町へ。出会う御仁の半分以上が半袖だ。寒暖差は30度ほどだろうか。

 商工会では首里城再建支援Tシャツを1000円で発売中。安すぎだが、地方発送は実施していないという。北谷町にお越し頂き、現地で購入して頂くことが地元にお金が落ちる。廻り廻った再建へのパスポートである。

 私ももちろん捕獲。マッチョな米兵が多い街ゆえ、XLサイズもたっぷりと常備。しかし私、XLがピッチピチ。ちなみに北谷町商工会のノルマが2000着であるそうな。

 北谷山手通りミッション終了後、<一本松>でプチ忘年会。巨大なカワハギの唐揚や煮付が1人1匹。三枚肉とソーキの煮込みも豪快の極み。

 ナイチャー(沖縄以外)にとってカワハギは割と高級魚な部類のはずだが、ウチナンチュー(琉球人)にとってはあまりにも獲れまくる雑魚らしい。釣ってもリリースするという。

 唐揚も煮付も旨すぎて無言に。身が大きく上品で淡白。塩だけの味付けが心憎い。ヘチマピザもチーズたっぷりの絶品。これで700円台は安すぎ。Oリオンサザンスターの生は沖縄以外では見かけない。サザンスターの後は泡盛をボトルでガバガバ。現地の醍醐味を満喫する。

 23時前に沖縄市内の定宿に戻り、リカママのお店で30分だけと思ったら閉まってた。部屋で沖縄市胡屋地区の活性化を牽引するH瀬氏からオミヤで頂いたカップ麺を啜ろう。

 このカップ麺が衝撃だった。私が沖縄市滞在時に4回の3回は昼飯で訪れる沖縄そばの名店中の名店「根夢」が監修しているサンポー食品渾身の逸品である。自分自身が通っている店がカップ麺化されることは、我がコトのように衝撃的な幸せを感じる。

 部屋でお湯を沸かし、24時ごろ啜る。……。驚嘆、唖然、至福、絶句、天国。スープの再現力ハンパなし。有名店のカップ麺化は普通お店より味が数段堕ちるのが当たり前だが、常識を覆す逸品。サンポー食品、グッジョブ中のグッジョブである。

 これがあれば、もう〆にどこにも啜りにいかなくとも良い。沖縄県内、それもローソン限定という噂。しかもスーパーカップサイズ。神戸で売ってれば箱買いするのだが。

 本店で啜り、沖縄県内でその再現を啜る。ネット通販では味わえない、地元に足を運ばねば分らないお宝情報が満載。現地の醍醐味である。

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首里城再建応援Tシャツ。

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豪快な料理の数々。

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沖縄中部滞在時に我が定宿もライトアップ。

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絶品。見かけたらぜひ捕獲あれ。

(付記)
それから2週間後、神戸三宮のR−ソンでこのカップ麺を発見。まずは本土でこれを啜り、現地沖縄の本店で啜りましょう。
posted by machi at 19:10| Comment(0) | 沖縄県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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