2020年03月04日

第2391夜:二進法の流儀【春日部(埼玉)】

 二進法。森羅万象の謎を数字で解き明かすべて基礎である。0と1が織りなす奇跡のハーモニーである(私は全然意味が分かりませんが)。

 ある晩秋の22時。9人で春日部駅東口に屹立する中華料理<けいらく>さんへ。22時閉店なのに無理を聞いていただく。

 同じテーブルがK子リーダーだった。氏はいつも最初にハイボール(または焼酎ロック)を2杯注文する。2人分ではなく1人分である。何度も注文するのが面倒らしい。

 メガジョッキか、焼酎もロックをジョッキにすればと思うが、店によってメガサイズがないところも多いゆえ、見事な工夫と気配りといえる。店員さんも二度手間が減少する。

 私もK子流儀に学ぶ。途中から私とK子氏のペースが微妙にシンクロし始めた。どちらかが飲み干すと3杯づつ注文。それがちょうどよい杯の開けるピッチとなった。

 カマンベールチーズの醤油漬が最高クラスの酒のアテ。餃子の絶品ぶりは間違いなく武蔵国随一。ねぎたっぷりの唐揚、焼豚と野菜の煮物、そして黄金色のチャーハン……。ハイボールが恐ろしく進む逸品の大行進である。

 瞬く間にテーブルの上がジョッキだらけに。確かに効率的だ。心なしかハイボールも最初より濃くなっている気がする。ラスト1杯、ラスト1杯を繰り返し、22時閉店のはずが24時前に。

 オーラスの1杯は私も初めて見た知ったが「かすかべ藤乃彩」という芋焼酎をロックで。なかなかキリっとした芳醇で旨し。私はバカ舌なので酒の旨さの区別はつかないのだけれど。

 お開きとなり、私は腹ごなしに春日部の定宿へ。私は1軒で帰ることができない。しかし、一昨日が北海道美唄市で深夜4時、昨夜は福島県会津若松市で深夜1時半。呑みに行く気分じゃない。しかも、ホテルの周りは空きなくキャバクラや呼び込みが鉄壁のカードを敷いている。

 空腹感は1gもなかったのだが、私は<M屋>に飛び込んだ。何故か満席だ。プレミアム牛皿に生卵追加。無料サービスの味噌汁が五臓六腑に染み渡る。12時半すぎにホテル戻り『まんが道』読みながら寝落ちする。

 翌朝。私にしては深酒しなかったからスッキリ。春日部を8時過ぎに発ち、東京駅9時55分着。新幹線は10時10分発。18番ホーム発射である。
このホームは東京駅唯一の立ち蕎麦屋<グル麺>がある。名物は「かつ煮そば」。かなりのジャンク感だが頼まずにいられない。普通のそばより時間がかかるけど。

 ブツを受け取る。出汁の染みたカツ、めちゃくちゃ熱い。そして衣がすぐにはがれる。そんな悪戦苦闘っぷりもこのそばのキュートなところ。時間もない上にかつ丼の出汁を薄めたような汁なので全部呑み切らんが、気合注入。

 小倉まで5時間の新幹線旅の始まりである。体重増加の二進法の始まりでもある。

(付記)
K子氏のボスである東商連O川会長より翌日メッセージが。K子氏は酔うと5進法でしか注文できなくなるらしい。一度に5杯、10杯と……。昨晩は連夜の鯨飲続きでお疲れだったようで、いわゆる3進法だったようである。いや、私と合わせて3杯づつだったから、1.5進法か。

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春日部で学んだ二進法(2杯づつ注文)。

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旨すぎて進法が加速。

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こんなのあったのかと瞠目。

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よせばいいのに。

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東京駅新幹線18番ホーム名物といわれる「かつ煮そば」。ありそうであまり見かけないメニュー。
posted by machi at 08:38| Comment(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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