2020年02月18日

第2381夜:二つの冬ホタル【守山(滋賀)】

 冬ホタル。恐らく私が知る限りそんなものは日本に飛んでいないはずである。唯一の例外を除いては。

 ある晩秋の土曜の午後。マンション建設ラッシュでホタル、じゃなかった子供が繁殖しすぎて小学校が足りなくなり、建設制限が掛かるという近畿屈指の高級住宅都市・滋賀県守山市のほたる通り商店街を現況視察していた。案内人は我が一番弟子の石Gである。

 巨大なゴキ、じゃなかったホタルの妙にリアルな巨大オブジェが街路灯をヤドリギとしている。マンション建設ラッシュの光と影を全力で露出している反対運動係争横断幕が不穏な空気を醸し出している。

 中山道のお寺境内ではアート系に激シブイベントが展開されていた。駅前には立派なホテルも建設され、私もお世話になった思い出の銀座商店街付近はアーケードが撤去され再開発が進み、マンションが建設中である。

 数年前、この銀座商店街に添うように流れる川で見かけた闇夜に舞うホタルの幻想が忘れられぬ。中心市街地に舞うホタルは、私の知る限り守山でしか見ることができなかったはずである。

 17時過ぎに駅前広場風の公園に人が集まりだした。守山市内のVIPたちによるイルミネーション点灯式か開催される。いわゆる「冬ホタル」である。

 ミッションとして令和元年より再び守山へ足を運ぶようになった。神戸新長田を離れ、最も最初に声をかけて頂き御縁を頂いた2大都市が、摂津伊丹と近江守山。この2都市に私は足を向けて寝られない。

 ミッションとしては5年ぶりほどなのだが、当時お世話になった方々とも会場でお会いし旧交を温める。有難いことである。石Gの成長ぶりに改めて目を細める。

 イルミネーションが一斉点灯。冬ホタルが舞いだした。子供たちの歓声が上がる。全国屈指の人気ゆるキャラ「モーリー」も大人気。グッズも増殖している。

 ミッション終了後、石Gが所属するまちづくり会社「みらいもりやま21」代表取締役であり守山商工会議所会頭でもあられるO崎会頭、市の飯J部長と居酒屋へ。焼酎ボトルがわずかの合間に滅失。ホタルなみの儚さだ。生、ハイボール、単品でドリンクを注文し、談笑を重ねていく。

 この夜は日曜だったゆえか、居酒屋系以外があまり開いていない。I島部長は帰路に着き、オトコ3人で駅前に頼もしく屹立し続けている<天下一品>へ。

 守山のラーメンマニア、呑んだ後の〆がラーメンでないと発狂する麺食い、天一を愛してやまない黒帯たちのために私が守山に御縁を頂いた2010年から夏も冬も関係なくこってりとした生の輝きを放ち続けている。

 生ビール、ハイボールをヤリながら唐揚をつまむ。〆はこってりラーメンのスープ大盛。守山の駅前にはイルミネーションと天一という二つの「冬ホタル」が酔っ払いの安全を導く灯台として光り続けている。

 翌朝に備え、私は守山駅前に新たに誕生した極上ビジネスホテルという名の巣へ戻った。

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冬ホタル。

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思い出深い銀座商店街も様変わり。

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シブいイベント。

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あまりにもリアル。

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燃えてるぜ。

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こってりはスープ大盛で。
posted by machi at 15:24| Comment(0) | 滋賀県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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