2020年02月10日

第2377夜:57号車に乗って【宇都宮(栃木)】

 レンタサイクル。宇都宮駅西口の市が運営していると思しきレンタサイクルは朝9時から21時まで借りっぱなしで100円である。

 ある秋の快晴の午後。宇都宮駅西口の定宿でPC猿打し、外を見ると快晴。しかも土曜日。この日は誰とも合わない完全自由日だった。せっかくだから宇都宮を自転車で散策しよう。

 生まれて初めてかもしれないレンタサイクルを借りにホテル真横へ。ドアを開けるや否や、店員さん(女性)はニコリともせず「こちらはスポーツタイプしか扱っていないので、カゴつきの普通自転車はお隣へ行ってください」。

 私は一言も発していないのに体型と雰囲気だけでスポーツ系を却下され、幾分肩を落としながらママチャリをレンタル。たった100円は魅力。宇都宮は坂道があまりなく快適そうだ。

 我が相棒は57号車。久々に自転車を漕ぐ。旧4号線を雀宮あたりまで。最高に気持ち良い。帰路はオリオン通り商店街を徐行。餃子屋や昼呑みできる居酒屋多し。栃木最強の商店街である。

 自転車を返却。久々に心地よい疲れを感じる。グッと空腹を感じる。16時半ごろ宇都宮駅西口すぐの2階居酒屋へ。鹿沼Ⅿ越氏と何回か入ったが一人は初めてだ。

 カウンターに腰掛け、ホッピー黒をヤリつつ本日のオススメから3品チョイス。塩もつ煮込みはあっさりとコクがあり、出汁が旨い。バックリブは脂が多すぎだが好きな人は大好きだろう。最後の宇都宮揚げ。薄揚げか厚揚げの豆腐料理かと思いきや、餃子を何かで包んだ揚物だった。

 この3品にホッピー3杯で切り上げる。まだ呑み食べ足りない。自転車を漕いで運動したのだが、もっと飲み食いしても許されるだろう。

 東口へもオリオン通りへも面倒ゆえ、すぐ近くの<宇都宮餃子館>へ。一度試したかった12種類食べ比べに挑戦。

 レモンハイをヤリながら新聞読んでいると、ブツ降臨。見た目は全く区別つかない。ロシアン系の雰囲気が漂っている。

 食べた順番など覚えていないが、明らかに我がバカ舌でも味が分かったのが「シソ」「激辛」「ニンニク」「チーズ」「エビ」の5種だけ。「健太」と「スタミナ健太」と「舞ちゃん(にんにく抜き)」と「お肉」の違いが全くわからない。「椎茸」と「どんこ椎茸」など違いがわかる御仁がいるのだろうか(後からFBで教えていただいたが、どんこ椎茸の方が肉厚らしい)。

 佐野ラーメンで〆たかったが、この店にはなかった。同じ系列店でも駅構内の店限定か。今朝は佐野行きも考えたが、両毛線が台風19号被災で復旧していなかった。駅構内へ向かう。

 途中、駅弁売場が視界に入った。スルーするつもりが「期間限定」と書かれたPOPが。このフレーズに私は弱い。近寄ると、2種類だけ残っていた。期間限定は「いっこく野洲どりの照焼チーズカレー」。どうやら滋賀県の野洲ではないようだ。

 温めるべきかお聞きすると、どちらでも旨いという熟女の模範解答。佐野を諦め彼を捕獲。

 ホテルに戻り、本屋で勝ったコミック(1日外出録ハンチョウ)、文庫(さらば愛しき魔法使い)、雑誌(NumberラグビーW杯総集編)を読みつつ、駅弁とダルマ(サントリーオールド)だけでは心細いので富良野<ニューラベンダー>のママに頂いた地酒(千歳鶴)と鹿沼<嘉蒂>のOオーナーから頂いた揚げピーナッツも登壇。一気に華やかに。

 やはり、温めたい。ホテル1階にレンジがある。イソイソとエレベーターに乗り、レンジにぶち込む。熱々を部屋に持ち帰り、フタを外す。カレーの香りが香ばしい。

 鶏肉を噛みしめる。旨味が濃い。温めて正解である。ウィスキーをチビチビやりながら、ミステリを読みながらの至福。ヤングコーン、オクラ、ミニトマトも素晴らしいアクセントだ。

 目玉焼きをつぶす。……。まさか半熟。レンジで2分温めたのに。嬉しさで感情が逆流。私はゆで卵は固ゆで派だが、目玉焼はぶれることなき半熟派である。

 カレーも抜群のツマミになる。ウィスキーと、カレーライス。洗練、野暮、粗暴、風流。蕩けるような下野の夜。

 カレー駅弁が無くなった。その容器にO女史から頂いた揚げピーナッツを入れて2次会の始まり。ウィスキーが空になった。札幌の地酒(千歳鶴)の栓を外した。

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我が相棒。

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栃木県内最大最強商店街。

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駅前の栃木名物居酒屋にて。

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12種類食べ比べ。

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ホテルの部屋で一人3次会。

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かなり攻めている駅弁。見つけたらぜひ捕獲あれ。
posted by machi at 09:25| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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