年間数十万人の来場があり、圧倒的な集客力がある。大阪府内の食品会社が運営している。そんなファーマーズヴィレッジが我がミッション先である「行方商業協同組合」に加盟した。
2019年7月の肌寒い梅雨空の日曜の正午過ぎ。水郷潮来ICで組合のH本氏に迎えに来ていただき、IC付近の蕎麦屋で「カレーつけそば」。さっぱりなのに濃厚で実に旨し。カレーつけそばなど初めてだったが、思わず笑みが漏れる実力である。
行方ミッション終了後、「なめがたファーマーズヴィレッジ」のK下マネージャーから園内をたっぷり3時間以上ご案内頂くことができた。
特に驚かされたのが、山ほどある農作、畜産物の中でも「さつまいも」に圧倒的に特化していることである。おしゃれ極まりない宿泊キャビンもあり、大自然を満喫できる。廃校になった校舎を最大限活用しているが、とても学校っぽさは感じられない。あえて「やきいもファクトリーニュージアム」だけが学校の特色を最大限活かしている。
この日はすでに閉館していたが、特別に見学させて頂く。マニアック極まりない展示に思わずトリップしそうになる。
土産物売場やレストランはよくこれだけさつまいも押しで商品を構築できるもんだと圧倒されっぱなし。途中、芋密けんぴやさつまいものポタージュ、特殊な粉末をトッピングした干し芋などを試食させていただく。酒にも合いそうな極上の上品な甘さ。施設内にはさつまいもに特化したおしゃれ極まりないBARまである。
この日は雨空にも関わらず大勢の来場があったようで、土産売場は売り切れが相次いでいる。一部施設を除き、基本的に無料で楽しめる。行方市内だけでなく関東全域から家族連れ、カップル、学生グループが殺到しているようだ。地域雇用にも凄まじいほど貢献している。
年間を通じてイベントが予定されているが、2019年の秋には世界一を目指す某企画が検討されている。
この施設を運営しているのは、行方市、JAなめがたと連携した大阪府守口市にある食品会社。まさに「魅せる(見せる)農業」である。この施設の取組は平成25年に6次産業化として認定されているが、12次産業化を目指しているという。農業にも無限の可能性が広がっている。
蒸し暑い昼に好適。
熱心にご議論いただきありがとうございます。
自然豊かで広大。
大充実。
さつまいもミュージアム。

