<折尾肉M食堂>。総合整備事業が進められる魅力的な焼肉屋である。網一面に広がるステーキ肉のような最高クラスが300円台で一人1枚限定で楽しめる。たっぷりの刻み葱で巻く数種類の肉も私のようなネギフェチの心をつかんで離さない。
コースも魅力だが、単品で好きなメニューを注文し、好きなものを呑んでも実にリーズナブル。生ビールの後はメガサイズのハイボールをガンガンのゴキュゴキュ。
2018年のある秋の夜。私の2018年度における折尾ラストダンスである。折尾商連や商工会議所の皆さまとこの焼肉屋へ。前日に埼玉県川口市の川口市商連主催ビアガーデンにてたっぷりとジンギスカンを堪能したのだが、私は半年ぶりにこの店に行きたかった。
大満足で店を出る。小倉に戻る終電まで2時間ほど。明日は土曜日で、私にすれば単なる移動日。気持ちに余裕がある。もう1軒という運びに。バーもいいが、久々に場末系スナックを攻めたい。
肉〇食堂からわずかの距離に<スナックM>があった。少し奥まったところに位置している。外観の場末感はイチゲンの侵入を思いとどまらせる結界を秘めている。ところが、H木氏はこの店のママと友達とおっしゃる。
入ってみる。店内は洒落たパブのような雰囲気で場末感皆無。ママは若くH木氏と同い年という。呑んで歌ってポッキリ価格という良心である。
ハイボールをやりながら神羅万象話に華を咲かせる。ママも途中から加わる。カラオケがあるあたりがスナック風だが、限りなくバーのオモムキ。チャームのお菓子が大量である。
2011年から折尾にご縁頂き、おそらく翌年から本格的に年数回のペースで折尾商連の皆さまにお世話になってきた。今回は2か月ぶりの訪問だったが、駅から外に出るたびに街が凄まじい勢いで変貌している。自分がどこにいるのか、どこに向かえばよいか毎回戸惑ってしまう。
折尾のシンボルロード・学園大通りは大学、住民、そして商業者(商連)が一丸となって活性化委員会を設立。早速様々な連携事業が予定されている。
聡明で見事な決断力を示すS理事長、日本屈指の事務局長・K原氏、スポーツ新聞にも1ページまるまる取り上げられたオリオンピックの若きリーダー・H木氏をはじめ人材がそろっている。サポートする商工会議所も頼もしい限りだ。
今度私が折尾に足を運ぶのは、来年か、それともいつか分らない。駅前はさらにメトリポリス感が増し、別世界に訪れた気分になることだろう。変わり続ける街。その中で変わらないのは、巨木のごとき折尾商連の一体感と行動力である。
風情ある堀川沿い。
訪れるたびに整備が進み、まるで迷路。
見事な1枚肉。
ネギフェチにはたまらない。
御縁いただき8年目。いつもありがとうございます。
初めて訪れたスナック風バー。
2018年11月26日
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