2018年10月24日

第2059夜:花束を彼に【蕨(埼玉)】

 花束を君に♪。歌姫・U多田ヒカル氏の何とかというドラマの主題歌である(らしい)。遅ればせながら、私はこの唄が出始めた頃から宇多D氏にファンに。アルバムも買うほどだ。

 あるお盆明けの正午。蕨駅の<Fしん>で肉チャーハン大盛にスープを「おともラーメン」に進化。クーポンを駆使して味玉もトッピング。笑みを零しながら無我夢中で腹に入れる。

 トータル3時間以上に及んだ蕨ミッション終了後、4人で駅前の餃子居酒屋<ダンダダン酒場>。餃子を愛してやまない私のお気に入りのお店である。雪が埼玉を直撃した夜以来の訪問。半年ぶりだろうか。その時は寒すぎて最初から熱燗ばかりヤッていた記憶がある。

 この店は看板メニューの餃子がジューシーで旨い。肉汁溢れる。生で乾杯した後はホッピーに移行。私のホッピー割合は平均して外(瓶)1:中(甲類焼酎)3。たまに3が4になる夜もある。他者からすると、私の割合はかなり「濃い」らしい。

 外とともに、氷の入ったジョッキが置かれた。そして、店員さんは巨大なヤカンを手にしている。甲類焼酎が並々入っているようだ。店員さんは私のジョッキに注ぐ直前「ストップ!て言ってくださいね」。

 少しでも濃い方が得と思ってしまう呑んだくれダメ人間のサガ。トクトクトク、と心地よい音を立てて注がれていく。焼酎はジョッキの半分を超えた。オットット……ストォ〜ップゥ! ほぼ原液のホッピー。この夜は外中割合が1:5に。

 2軒目はT窪氏がご一緒ならバーに向かうところだが、今日はK野女史の知り合いのママが切り盛りしているらしいスナック<花束>へ。蕨では初のスナック訪問である。ちなみに私は都市部、地方を問わず場末スナック攻略をライフワークの一つにしている。

 この夜、ママは不在だったらしいがチーママが切り盛り。めちゃくちゃ流行っている。ちなみに私は埼玉県内を5地区担当している(いた)が、蕨、越谷、川口ではスナックに足を運んだ記憶はない。寄居は駅前のラウンジの1度足を運んだきり。ふじみ野もスナックというよりラウンジだ。

 蕨の<花束>で私は初めてボトルを入れた。記念すべき埼玉県内初ボトルである。銘柄は忘れたが、バーボン。K野女史とT中氏と私の3人だったが、ボトルが無くなりそうな勢いだ。T中氏とK野女史は熱唱を繰り返している。

 若手のT中氏はボトルを空けねばならぬ使命感に何故か駆られていたようだ。私は1軒目のホッピーの酔いと2軒目のバーボンロックの酔いが交錯し、酩酊してきた。しかしT中氏はまだまだ呑み足りなく唄い足りないのか、「帰るぞ」と言っても「えっ、まだ終電まで1時間ありますよ」。

 T中氏とは多い週で3回ほど酒席を共にしている。そして何故か、一緒に呑んでいる先輩方から毎回かなりキツめの説教やダメ出しを喰らっている。特にヘンな暴言も吐かず、毎回オトナしくしているのに。隣にいる私まで説教されている気分になる。

 私も便乗して彼に説教という名の花束をプレゼントしようかと思うが、途中から何故か気の毒になりフォローに回ってしまう。ある意味で、凄い才能といえなくもないような気がする。

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スープをラーメンにスケールアップ。

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旨しな餃子。

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止めるタイミングの難しさ。

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熱唱する若手。

posted by machi at 08:04| Comment(0) | 埼玉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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