2016年9月下旬、約1年半ぶりの愛知県豊川市の中心・諏訪町に訪れた。地道かつ確実に会員を増やされている「すわポン商店会」さんに再び御縁いただいた。行政や3セク、愛知県の商連が全面的にバックアップされていて実に心強い。
勉強会終了後、懇親会会場へ移動。小上がりに詰めて8人座るが入りきらない。残りの4人はカウンターへ。時間は21時半だったが、店は22時までという。
`接客は客商売の基本‘などの狭い料簡など22世紀までぶっ飛ばす、愛想がいいのか悪いのか、やる気があるのかないのかよく分からない豪快ママさんの姿勢にある意味で清々しさすら感じる。料理の追加はご法度で、卓上のつみれ鍋やミートボールをつまみながら談笑する。
23時以降の諏訪町はかなり選択肢の幅が限られる。限られるというより、私の知る限り一択。冒頭の<サ●ゼリア>である。
商店会N目会長や市役所のサムライたち8人で23時半ごろ突撃。私にとって人生2回目の<サイゼリ●>。1回目も確か1年半ほど前の諏訪町(同じ店)。フードの安さにも驚かされる。洋風居酒屋と捉えれば、日本屈指のコスパといえよう。
昨年もマグナムで轟沈したのだが、懲りずに「赤」を召喚。8人とも自由に呑みたいモノを注文しているため、マグナムを呑んでいるのは私を含め4人ほど。談笑しながら料理を軽くつまんでいると、あっという間にボトルが3分の1程度に。凄まじいピッチだ。
念のためもう1本マグナムを追加した。今度は「白」。卓上にあまり見かけることのない1.5ℓサイズのボトルワインが2本並んだ。
私の前に座る、呑み会で焼酎やウィスキーボトルの近くに座らせたら業界一危険な御仁が、まだ赤ワインが残っているにも関わらず白のボトルを手にされた。
そして、御仁のお隣の方の赤ワインが半分残っているグラスに並々と白ワインを注がれた。そして一言、「ロゼです」。
ロゼの厳密な定義を私は知らないが、これもロゼなのだろうか。私は赤ワインでも平気で冷やすし、ジョッキに氷をたっぷり入れて安ワインをたっぷり注ぐ「カチワリワイン」が好物。私も自らロゼを要望。グイグイ杯を重ねた。
最近は(2016年12月現在)北海道池田町で呑む、町民限定ロゼワインを氷を入れたジョッキに並々と注ぐ「ロゼロック」がお気に入りだ。
1時間ほどしか店にいなかったと思うが、実質4人で1.5ℓワイン2本が空に。その日は気持ち良くホテルに帰ったが、翌朝の眩暈に近い二日酔いはバズーカどころかメガトン級だった。

マグナム二刀流。