2016年04月03日

第1423夜:富士山チラリズム【富士宮(静岡)】

 富士宮商店街連盟。約400店舗(非組合員含む)で構成する一大商連である。駅前通り商店街・中央商店街・神田商店街・大社通り宮町・西町商店街・お宮横丁・西町商店街・マイロード本町で構成している。

 2016年1月中旬。(おそらく)初めて富士宮に足を運んだ。早速商店街を視察する。老舗も多く、昭和レトロというより2016年にこのような商いが成立していることに驚きすら覚える。業種も幾分偏り気味であるが、かなりの商業規模である。富士宮焼そばの店は思ったより少ないと感じたが、ノボリは至る所にはためいている。

 商店街の中心部に日本屈指の有名神社「浅間大社」がそびえ立っている。「富士宮浅間大社」は全国1300余社あるグループの中の総本宮。本殿は国の重要文化財、社内の池は特別天然記念物であるという。私は今年(2016年)、後厄である。昨年は掛け値なしに本厄だった。まだ初詣もえびす祭にも足を運んでいない。お賽銭を投下し、後厄払いを祈願する。

 浅間大社鳥居前に「お宮横丁」という屋台風屋外フードコートがあった。当日は天候よく暖かで、焼きそばの強烈な香りが襲ってくる。思わず生ビールを注文しそうになる。

 富士宮駅降りてすぐに冨士山が見えるそうだが、快晴にも関わらず当日富士山頂は雲が掛かっており、威容を拝めなかった。稜線だけが巨大すぎて何か分からぬほど。時折雲が散ると、うっすらと山頂付近が見えぬこともない。しかし、すぐに雲が隠してしまう。ある意味のチラリズムが富士山の魅力なのかもしれない。見えそうで見えないギリギリの風情も風流である。

 富士宮商店街は市や会議所、地元企業、社会福祉協議会などと密接に連携し、様々な事業を展開している。商店主も登場する英語版「まちなかすごろくMAP」もユニークだ。買物難民対策も兼ね備えた「出張商店街」事業にも力を注いでいる。

 富士宮滞在6時間弱。打合せ、視察、勉強会……。たっぷりである。初めての富士宮訪問だったためか、珍しく緊張していたこともあり空っぽの空気頭もパンパン。帰路はPCせず、ノンビリ駅弁をツマミにビールを呑もう。

 富士宮入り前日の夜中、愛読コミック『駅弁ひとり旅』を本棚から引き抜き、このあたりの駅弁情報をチェックした。富士宮駅にも駅弁があり、主人公が旨そうに食べているシーンが収められている。富士宮焼きそばの駅弁だ。ミッションびっしりだったので啜れなかった日本最強B級グルメを駅弁とはいえ啜ることができる。

 帰路に列車に乗る前、駅構内で駅弁売場を探したが、売り切れているどこか売場がすでに閉店していた。この駅弁もある意味でチラリズム。余計に狂おしくなった。後日、朝10時過ぎに売店に向かうと、販売は11時からとおっしゃる。私にとっては富士登頂より困難な捕獲ミッションである。

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富士宮駅前デッキから。山頂がチラリ。

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区画整理で歩道広々な駅前商店街。

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グループ総本山の「浅間大社」。
posted by machi at 08:41| Comment(0) | 静岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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