2015年5月、私は4年ぶりに市電が縦横無尽に走る文学の香気あふれる松山を訪れた。1か月の間に集中して勉強会を3回開催することになり、そのお手伝いを仰せつかった。
松山の中心市街地商店街と私は10年以上の御縁がある。ゆえに定期的に松山を訪れる機会はあるのだが、今回は3回ともすべて日帰り。道後温泉方面やその他の観光名所に立ち寄る時間は皆無で、銀天街商店街(それも4丁目)に特化したものに。
4年ぶりの銀天街散策。フロントの巨大スクリーンはいつ見ても圧巻。様々なショップが入れ替わった気もするが、相変わらず平日の正午過ぎであるにも関わら、通行量多く賑やかで華やか。パチンコ屋前に一台も自転車がないところなど、関西在住の私には信じられぬ光景だ。
自転車の規制も念が入っている。「自転車を降りて下さい」標語パネルを付けたサンドイッチウーマンの存在感も見事。ロゴ入りポロシャツを着たスタッフが来場者アンケートを実施している。広告収入も半端なさそうなバナーが底力を感じさせる。目安箱も設置済だ。
「まちなかファミリーMAP」には様々な子育て支援施設が隣接する大街道も含めて記されている。美商女マップも素晴らしい。日本中にF田姐さんのパワーが広がっている。
そんな銀天街にも悩みがあるという。賑やかさに目を奪われて中々気付きにくいが、空店舗が増えているという。そしてもう一つの悩みが「ダサい」と言われていることだった。
愛媛初のアーケード街でもある銀天街。その名称に相応しく独特のアーケードではあるが、特に柱の色を従来のエメラルドグリーン(?)から塗り替えたいそうだ。それを機に商店街のロゴ、キャッチコピーを含めた商店街のグランドデザインを抜本的に見直す意向である。販促委員会が中心となったプロジェクトにはプロデザイナーも参戦する力の入りよう。デザインセンス皆無の私だが、合意形成のお手伝いさせていただくことに。
リーダーのU住氏が出席者に銀天街のイメージや好きな色を聞いていく。光、音、映像、華やか、市の中心、ファッション、ブランド、人通りの多さ、老舗が多い、長年の常連客、服飾が多い、カフェが多い、大型店にはない利便性、町のど真ん中、商店街幅が手頃……。
ちなみに私の好きな色はオレンジ。たまたまだが愛媛のみかんを連想させる。私が訪れた日は快晴で太陽が降り注ぎ、まさにオレンジの眩しさだ。出席者の皆さま方の好みの色は千差万別。商売には暖色が一般的だが、参加者は寒色系を好む。しかし、銀天街としては寒色系もマッチするのではなかろうか。
キャッチフレーズやロゴデザインを含めたトータルデザインが徹底的に検討されている。結果は銀天街HPにアップされるだろう。今から楽しみである。
銀天街入口の超巨大ビジョン。
平日の昼間も大賑わい。
銀天街の強みと弱みを発表中。
トータルデザインを検討中。

