2025年03月18日

第3620夜:独歩の手前【井原・岡山(岡山)】

 那須与一氏。北条早雲氏。渋沢栄一氏。ななつぼし設計のデザイナー氏。C鳥ノブ氏。この5氏の共通項は何か。岡山県井原市と関連がある点である。個人的には北条五代の創始者であり、小田原の雄・早雲氏が最も意外である。

 パリ五輪の熱戦が続き日本勢の大活躍で寝不足気味な7月最終日。前夜に栃木県から帰神し、睡眠時間を含めた自宅滞在10時間ほどで岡山県井原市へ向かう。同行氏らとRPGのごとく随時合流。井原は2度目の訪問である。

 1か月前にお会いした「トモツク会」の会長、副会長の他に新たに2名のコアメンバーも加わり、独立独歩を目指すミッションがより重層的に。長くて90分と思いきや、あっという間に150分。涼しい会議室といえ、ノドがカラカラである。

 井原駅から清音駅で乗り換えて1時間強で岡山。私の神戸の自宅まで1時間強。時間は17時半。翌朝は北九州小倉だが、気持ちに余裕がある。ノドの乾きが限界値を超えた。

 イッパイやって帰ろう。ただし、駅構内から外に出たくない。せっかく引いた汗を防ぎたい。

 岡山駅ショッピングモール「さんすて」へ。ここで何度か昼飯を喰ったことがある。呑んだことはない。とりあえず歩いてみる…。ラーメン、丼、ハンバーガー、パスタ、うどんなどあれど、居酒屋風は極めて少ない。

 ふと気になるPOPが視界に入った。「ほろ酔いセット」。<えびのや>という天ぷら屋だった。丼を推しているようだが、単品でもいろいろ頼めそうである。

 迷わずセット1,180(税込)に。プラス200円でオツマミが2品ついてくる(漬物2種とキノコ類の和え物)。生はエビスビールである。

 エビス、一瞬でジョッキから滅失。乾いたスポンジ状態である。発泡酒の缶やレモンサワーを招集。どれもあっという間に体内へ。

 天ぷらの盛合せも迫力だった。海老、南瓜、紅生姜、茄子、烏賊、穴子。ツユや塩、一味を駆使。ここは瀬戸内。穴子を再召喚。追加で玉子と竹輪も。どれも大きくてボリュームたっぷり。

 地ビールがあった。「独歩」。岡山駅構内の売店でよく見かけたが、呑んだことない。

 試してみる。わりとあっさりというか、クセが無く呑みやすい。「クセがすご」くない。

 ちなみに「独歩」、人名だと思い込んでいた。後日知ったが「独立独歩、個性ある信念のビール」がコンセプト故のネーミングだった。

 帰路の新幹線。新神戸まで30分。駅弁晩酌する時間はない。腹も満腹の手前である。売店で「しまなみ八朔」という冷えた缶チューハイ捕獲。岡山から神戸どころか、相生の手前あたりで呑み干してしまった。

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プラス200円セット。

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地ビール「独歩」と。

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追加第1弾。大きい。

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地ビールもいいけど大手も好き(発泡酒ですが)。

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追加第2段(玉子)。

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真夏の味噌汁。

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瞬殺。これ好きです。

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岡山駅改札内でしか見かけぬ逸品。ハマっております。

posted by machi at 06:22| Comment(0) | 岡山県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする