K川大介氏。名字から察するに北J一門と推測される演歌歌手。私は氏のファンである。
20年ほど前、神戸新長田の六間道商店街ステージで熱唱頂いた。その後、呑み屋での営業も依頼され、商店街仲間と一緒にスナック等で流しのセッティングをしたことがある。
その数日後、小樽駅のホームでたまたまばったりお会いしてご挨拶した。オッカケと思われたかもしれない。ご本人は当然のごとく覚えておられないだろうけど。
K川氏が六間道で熱唱した『北で生まれたその女(ひと)は♪』は私のカラオケの十八番。何度唄ったか覚えていない。新長田時代のスナックでの定番ソングだった。
ご本人出演のPV、その熟女バックダンサーがあまりにも味わい深い。ダンスセンス皆無の私ですら30分練習すればマスターできそうだ。
ちなみに、確か北G氏ステージの翌年は、同じ六間道商店街で‘ボクは演歌な高校生’というキャッチでデビュー間もないY内惠介氏。控室など当然なく、ステージ横の喫茶店からさっそうと登場。天下の紅白歌手に対し、今思えばあまりにもシュールである。
15年前に新長田を離れ全国を飛び回るようになり、スナックカラオケの頻度も減った。K川氏のことを知る呑み仲間もいなくなり、記憶から消えていた2024年6月下旬の朝。栃木市内の定宿の一つ<栃木グランドホテル>をチェックアウトの際、玄関に貼られた手作りポスターが視界に。
「北川D介ディナーショー 会場:栃木グランドホテル」
思わず日時を確認した。その日は栃木県入りする予定はこの時点で決まっていないが、強引に出張を組み込もうかと思った。
K川氏の変わらぬご活躍に元気を得て、ホテル正面の栃木市役所へ。この日は土曜だが、1階の<東武百貨店>は絶賛営業中。帰りの新幹線晩酌のツマミと酒を購入。焼鳥数本、レバースタミナ揚げ、じゃがいも入り焼きそばドッグに、栃木市蔵の街のイラストがプリントされた市内岩舟町の蔵元の地酒を720ml。
午後からは両毛線で佐野へ移動。その前に時間があったので蔵の街大通りのスタバでホットコーヒー。このスタバ、いつもほぼ満席で座席の確保に苦労する。
13時半ごろ、佐野駅。土地建物物件オーナー様ご家族と合流し、飲食貸物件の視察と店舗誘致のためのおこがましいがアヅマレクチャー。その後、両毛線で小山まで戻り、東京へ。時間は18時。新幹線晩酌の開始である。
仕入れたサカナはどれも絶品。ロング缶を3本空けた後の地酒も好適。この夜の最高のツマミは、5日前に福岡県飯塚市の<わた惣>で捕獲した「トマトチップス」。チップスなのにジューシー。これ、宇宙最強の酒の肴に無双なベジタブルチップスである。〔次夜後編〕
ご活躍、何よりであります。
蔵の街に溶け込むスタバ。
TOBU晩酌。
レバースタミナ揚げ、大好物。
これ、無双でした。
最近、蜂蜜&バター&キャラメル味にハマっております。