2024年12月03日

第3551夜:ぬかみそ炊きパブリックビューイング【小倉(北九州)】

 『秘密のKンミンSHOW』。私は普段観る習慣はないが、凄まじく影響力の強い情報バラエティ番組である。

 北九州の台所・旦過市場ミッション終了後、6人で古船場の居酒屋<一花>へ。焼酎を浴びながら旨し料理に舌鼓。

 店内のTVでは何の国際大会か分からないが野球日本代表が欧州代表と戦っていた。野球だからこんなカードも実現するが、サッカーやラグビーでは考えられない対戦である。

 時間は21時に。店内は我ら6人だけでなく、オヤジグループが2組。オヤジたちや大将にことわり、野球の熱戦からチャンネルを変えてもらう。『秘密のKンミンSHOW』に。何故なら福岡の、北九州の、小倉の「小倉名物ぬかみそ炊き」特集だったから。

 糠みそ炊きとは何か。字の通りだが、野菜でなく青魚(鯖・鰯)を糠と味噌で炊く(煮込む)。魚以外にも卵や手羽先などを炊くことも。

 スーパーや土産物売り場などで真空パックを見かけるが、糠みそ炊きの聖地・旦過市場で捕獲するのが保守本流かつ不変の流儀。複数の取扱店はそれぞれに寝太いファンが付いている。

 独り自宅で、ホテルではなく、仲間たちと。それも旦過市場チームの面々とのパブリックビューイング。面白さが何倍にも増幅し、共鳴する。旦過市場関係者でないオヤジグループの皆さまも小倉の方々のようで、食い入るように画面を凝視。一体感が増幅する。。

 北九州出身のタレントが他県のタレントに旨さを力説している。旦過市場からは「百年床」の<宇佐美商店>がかなりクローズアップ。宇佐美商店の若旦那は90分前まで市場の事務所で同じ会議に出席されていた。感慨深さも倍増する。

 私は宇佐美商店の鯖の糠みそ炊き、床漬(人参・大根・胡瓜など)、そして究極である「スペアリブ」が大のお気に入り。

 旦過市場のラスボス・M尾会長は小倉名物に育て上げた「カナッペ」を世に送り出した<小倉かまぼこ>社長。同番組で紹介された翌日、とんでもないほどお客が殺到したという。

 ぬかみそ炊きが食べたくてたまらなくなった。酒に合い、米に合う。ただし私は酒としか合わせたことがない。

 <一花>の大将にぬかみそ炊きがあるか聞いたが、残念ながら無かった。この時間にぬかみそ炊きを食べることが出来る店もあるだろうが、私は残念ながら思いつかない。

 翌日、旦過市場はぬかみそ炊きを求めるお客が殺到していることだろう。その中に私も加わらなければならない。ぬかみそ炊きに加え、いろいろと捕獲したい逸品が山ほどある。笑みがこぼれてしまった。

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PV中。

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明日は行列必至。

posted by machi at 06:05| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする