2024年07月02日

第3447夜:本番前の勝負メシ【魚沼(新潟)】

 本番前の勝負メシ。十数年前の私は「焼肉」だった。ただし前夜である。本番直前焼肉は理外の範疇。今は…特に思い当たらぬが、昼間ならカツ丼かカツカレー。ゲン担ぎでもある。

 初の新潟魚沼漫談の本番90分前。ポカっと時間が空いた。漫談終了は21時予定。

 我がクライアント氏は終電で千葉(船橋)まで帰らねばならぬという。罰ゲーム以外の何物でもない。ミッション終了後、船橋までメシを喰うタイミングも無いだろう。

 夜メシに向かうことに。商工会O野氏のご案内で商店街にほど近い<やまに>。小料理屋に見えるが、ショルダーネームが「ホルモン焼き」。

 エッ?ホルモン?戸惑う間もなく店内へ。目を剥いた。奥行きがありかなり広い店。煙もうもう。店内は地元人100%な活気で溢れている。お客がひっきりなしに入ってくる。

 座敷へ。思いっきり焼肉屋だった。魚沼では「ホルモン屋」というらしい。そのホルモン屋が市内に異様に多い。魚沼と言えばこしひかり一択と思い込んでいたが、隠れた名物らしい。ちなみにもつ煮込みもどこの店にもある名物という。

 注文は常連のO野氏にお任せ。シロ、ハラミ、レバー、タン、コブクロ、ヘラ(どこの部位か分からぬ)を2人前。そして、とりあえず生…じゃなくノンアルコールビール。80分後にミッションを控える身。酒はわずかでも許されぬ。

 ノンアルは家以外で呑んだことがない。家では夏の昼間のお茶替わり。しかも、焼肉屋でアルコール以外を頼むなど記憶皆無。ただし、<焼肉ライク>で昼にお独り焼肉した際は水。

 ノンアルで乾杯。パッとしない。しかし、それをはるかに凌駕するホルモン焼きの旨さ。恐らく豚ホルだろう。これが自家製タレと相まって抜群。凄まじく力がみなぎってくる。

 安い。ほとんどが300円代後半から400円代前半。飲み物メニューも見る。魚沼を代表する地酒は日本屈指の地名を誇る「八海山」。これが1合400円…。

 安すぎないか。超人気銘柄「緑川」や他の地酒も1合400円均一。超人気も納得である。

 魚沼で魚沼の地酒が呑めない。隠れた名物ホルモン焼きを肴にノンアルビール。ノンアルでもお茶より遥かまし。2本目を追加。

 魚沼産こしひかりの新米登場の時期。ライスやおにぎりに心惹かれたが、これ以上腹にいれたら本番全く役に立たない。地酒とこしひかり新米に後ろ髪を惹かれながら店を出る。

 商工会に着いたら、O野氏のスマホに着信が。先ほどのホルモン屋から。誰かが眼鏡を忘れているという…。私の老眼鏡だった。さすが店主とも懇意なO野氏だからこその着信。

 感謝しつつ老眼鏡を受け取りにいくついでに、魚沼の銘酒「緑川」だけを扱う酒屋<松喜屋>へ。これほど贅沢な造りの酒屋はないだろう。ワビとサビ、古風と革新、歴史と未来、解放と集中。すべてのセンスが店内に詰まっている。

 私は緑川童貞ゆえ店主オススメの基本タイプ1本購入。クライアント氏は帰りの新幹線で呑むのか、720mlを3本も買っている。

 店主は4商店街の連合会長様だった。すかさず頭を下げる。連合会長は笑顔で<やまに>さんでホルモンを食べてきたことを見抜いた。我ら3人の衣服からかなりのスメールを発していたようである。

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超人気店。

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永遠に眺めていられる魅力メニュー。

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涙のノンアル。

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旨すぎ。安すぎ。

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「緑川」随一の品ぞろえ。

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他にもたっぷり。

posted by machi at 09:31| Comment(0) | 新潟県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする