サロン。オトナの諸事情で、栃木県内において「私」は『サロン』という言葉を使うことが制限されている。
そのサロンに変わるワードは何かないか。栃木市役所商工振興課のスターたちに投げかけたところ、ぴったり50に及ぶ「創業××」の『××(チョメチョメ)』が提案された。
結果から申し上げると「創業アトリエ」が採択された。
アトリエには「作業場」「展示場」「交流場」などの意味があるそうで、栃木市内の「店舗」で集うイベントを開催する際、店舗(作業場)で商品やサービスを体感し(展示場)、参加者同士が交流できる。まさに、これ以外にないといった名称である。
しかし、栃木市役所の皆さまが提案して下さったその他49のワードにも秀逸なものが多かった。中でも私の印象に残った作品をいくつか紹介したい。
- 栃木市創業スタジアム:バトル的スケールを感じさせるが、私の担当事業はこじんまり。
- 栃木市創業し隊:地域おこし協力隊を連想。しかし私が「隊長」の姿を想像すると思わず苦笑。
- シン・創業人フェアー:「シン」は流行り。ちなみにこの1時間ほど前、役所近くの「シン・町中華」を堪能。
- 創業牧場:かなり惹かれた。牧歌的でもあり、育成感もある。しかし、参加者を家畜化するイメージは問題かも。
- 俺たちの創業:昔の青春ドラマのよう。夕日をバックに涙しながら創業を語るのも悪くない。
- U.S.A(ウルトラ(U) 創業(S) アソシエーション(A)):踊りだしそうなパワーを感じさせるが、オヤジの私には少し厳しい。
- 創業BAR:許されるならこのネーミングにしたいが、惜しかった「創業café」と同様「サロン」イメージから抜け出せない。
- 創業教室のトライ:分かるようでよくわからないが、本家から怒られそうである。
- 要・不要!経験豊富な先輩たちに聞ききたいことあり!:要・不要!に勢いを感じる。私の存在は最早不要です。
- 創業塾名物〜相談祭〜:世に様々な祭りあれど「相談祭」は唯一ココだけかも。
- 創業どうでしょう:好きですけど、「進め!創業少年」でも同じかな。
- 創業いろはにほへと:次年度の大河ドラマ(光る君へ)的な世界観。何となくですが。
- 創業GYM:脳筋あふれる力強さ。私はトレーナーの役割だが、勤まる自信なし。
- 創業について本気で考えてみる日:これもシビれたが、悲壮感溢れる創業希望者ばかり集まったら疲れそう。
改めて「創業アトリエ」の素晴らしさを実感した次第である。
初回は明後日(11月15日)。