シーズン5。連続ドラマではない。令和元年から始まった「とちぎまるごと創業プロデュース事業」である。シーズン1からシーン3の前期は宇都宮・鹿沼・小山・日光が舞台だった。私は宇都宮以外の3市を担当させて頂いた。
令和4年度からは後期に位置付けられ、栃木・佐野・下野・上三川の4市町が舞台に。私は4市町とも担当を仰せつかっている。「シーズン5」こけら落としが令和5年4月中旬、栃木市役所で開催された。
その前夜20時過ぎ、隣接する小山駅着。腹も減ってきた。まずは東口の定宿にチェックインするか、そのまま東口の呑み屋街へ行くか西口駅前で呑むか、東西通路の街中華でヤルか…。
シーズン5本格開幕を前夜。一人でも多くの方に栃木県内で創業を成功してほしい。となると、昭和44年創業で大将が82歳という<東>。私も毎月通っている名店中の名店。
飛び込むと、常連さんがちょうどお会計をすますところ。カウンターが空いたので冷え冷えの瓶ビール。お通しの三つ葉のお浸しが春爛漫を感じさせる。
入れ替わるように客は私一人。店の定員は詰め詰めで10名弱。大将や女将と話し込みながら鰹の刺身、もつ煮込みを満喫。たまたま正月に放映していた『深夜食堂』シーズン1を全話録画しておいて一気見したばかり。まさにアノ雰囲気だ。
深夜食堂にて、K間トオル氏演じるカリスマAV男優が深夜食堂でポテトサラダを食べるシーンがあった。なかなかの神回だった。私もポテサラを頼む。
この店のポテサラは掛け値なく絶品だが、量も多い。フライを頼めばサイドにたっぷり添えられる。ゆえにアジフライwithポテサラ。瓶ビールの後は、自分で作る超濃いめハイボール。
私もこの店でよくお会いする大学教授が奥様とご来店。その後、数十年来のご常連もご来店。奥様は常連様と話し込み、私は大学の先生と話し込む。
先生は70歳超えだそうだが、相当なご健脚。日本全国も周知。神戸のことなど私より詳しいのではないか。北九州にもご精通されていた。京都に関しては私も数億倍お詳しい。
時間は22時に。先生方や常連さんは話が大弾み。私もような常連歴数年の若造(48歳ですが)はお暇する時間。いわゆる、子供は寝る時間である。
お会計を済ませ、ホテルに戻る途中に<オリオン餃子>がまだ開いていた。ラストオーダーぎりぎりかもしれない。餃子はもういい。酒もいい。私が腹に入れたいのは、ラーメン。
この店のラーメンは濃厚な横浜家系。「豚骨醤油焼豚めん」が我がお気に入り。そういえば、外でラーメンを喰ったのは北九州小倉の1か月前。その間ずっと自宅でカップ麺だった。
全国各地の絶品料理、人気店の旨しラーメンを腹に入れる。シーズン5開幕に向け、完全に整った。
スタート。
頼まずにいられない鰹刺。
絶品のもつ煮込み。
付け合わせのポテサラも最高。
〆は駅前で横浜家系風。