肉うどん。すりおろし生姜、刻み葱、唐辛子、牛の頬や頭肉をぶち込む小倉名物を提供する店が黄金市場商店街を含めた街なかにかなり増えてきた。黄金は新店オープンラッシュ中だ。
ある春爛漫な正午前。ブラブラ歩いて黄金町へ。しばらく神戸の自宅ゆえ、黄金商店街で総菜を買い込むことに。普段の晩酌買い出しは旦過市場だが、黄金も負けぬ魅力を放っている。
1軒目は黄金エリアで最も行列のできる<寿し・弁当 一葉>。代表のN川氏は毎月一緒に鯨飲する呑み仲間。一昨日も門司駅前で一緒に4軒ハシゴした。そのN川氏はちょうど配達にで車に乗り込んだところ。狭すぎる厨房に数人が完璧なオペレーションで戦場している。
陳列ケースはすでにあまり商品がない。売り切れたようだ。限られた選択肢だが稲荷寿し、玉子焼、マカロニサラダを捕獲。ムフフと鼻広がる。
人気天ぷら店<八兵衛>の店頭総菜に度肝抜かれた。ほとんどが100円か200円。
カレーコロッケ2ヶとメンチカツ2ヶをそれぞれ100円で捕獲。ブロッコリーサラダも100円。小海老天ぷらは4ヶで100円。鶏天はたっぷり入って200円。他にもいろいろ買いたいが打ち止めに。テンション上がり過ぎてアヅマ太鼓の乱れ打ちである。
最後は黄金最強の<ワールド>。S木会長がおられたのでご挨拶し少し歓談。会長、たしか80歳を超えておられたと記憶するが店頭で元気いっぱいである。
レバーペースト捕獲。自宅でクラッカーと楽しんだら無双。焼鳥5本セットに手羽唐、唐揚も。すると会長が焼鳥を更に1セットサービス。テンションが降り切れて大気圏外へ。
昼飯も黄金で喰っていこう。黄金エリア、うどん店の新規オープンラッシュ中。一昨日の昼は黄金に転生した<東洋軒>で大盛ワンタンチャーシューメンとおむすび2ヶを腹に入れた。
新しくオープンしたうどん店<縄や>へ。嬉しいことに、小倉名物「どぎどぎうどん(肉うどん)」のお店。テンション、ついに火星まで到達。
肉肉うどん(肉ダブル)大盛にしようかと思ったが、昼限定で1日10食の「縄や御膳」。うどんはフルサイズで1650円。昼飯には高額だが、一昨日も東洋軒でテンション上がって1500円以上使っている。
接客が素晴らしい。ほんのり微笑んでいると、ブツ降臨。豪華絢爛である。
どちらかといえば上品と下品で強引に2者択一すれば下品に分類される肉うどん(どぎどぎうどん≒ほほ肉うどん)が京都の料亭のようなタタズマイに(行ったことないですが)。
すりおろし生姜、刻み葱をたっぷりぶち込む。唐辛子は一味だった。粗びきがより下品で旨いのだが、上品なヒトシナゆえ一味。
天麩羅盛合せ、ミニまぐろ丼、キンピラごぼう、漬物、出汁巻玉子がうどんを囲む。
まずは出汁…。エッチな貴婦人のような味である。肉の旨味が溶け込む。肉も柔らかい。エロい旨さなのに下品と上品が絶妙に同棲している。すりおろし生姜が肉うどんを引き立てる。
天麩羅は揚げたてサクサク。まぐろ丼、醤油をぶっかけてワシワシ。思った以上に量がある。キンピラ、出汁巻き、漬物でリフレッシュさせながら全力でうどんとメシ。次回は肉肉うどんの大盛にしよう。
一葉。
八兵衛@
八兵衛A
ワールド@
ワールドA
縄や@
縄やA
黄金収穫。