2023年09月01日

第3243夜:独り焼肉【小倉(北九州)】

 <Y肉ライク>。独り焼肉チェーンという絶対需要ありそうだが実現困難だったカテゴリーを開拓した雄である。一等地繁華街への出店ラッシュが凄まじい。

 よく利用していた神戸三宮のコーヒーショップがライクに。北九州のド一等地・小倉魚町銀天街にもいつの間にかオープンしていた。ある遅い午後、突撃を試みた。

 コワーキングスペースだった。壁面にはタレや薬味が6種類。御飯用ふりかけも。引き出しには箸やおしぼり。客自身でボタン点火。テーブルのくぼみにぴったりトレイがハマる。

 タッチパネルで注文とある。どぎまぎしている私を見かねて私より30歳ぐらい年下の女性店員さんが説明に来てくれた。アナログオヤジですいません。

 3大人気焼肉セットの中で人気ナンバーワンがライククワトロセットらしい。

 豚カルビ、ハラミ、バラカルビ、タンが200gで1750円。ホルモンを含んだメガ盛り450gセットは1860円。スタンダードがバラカルビセット100gで650円。追い肉というのが小刻みに注文できる。5種類のオールスターセット250gは1860円。

 私が押したのは「ミックスカルビセット(バラカルビ・豚カルビ)」100g580円。スープ、キムチ、ライスが付いて580円。凄すぎる。しかも17時まではライスお代わり無料。凄すぎないか。少し申し訳ない気分になり生卵80円を追加する。

 火をつけて2分程待つ。タッチパネルが点滅した。カウンターへ受け取りに。カルビ数枚、玉葱もある。醤油ダレ、味噌ダレ、コチュジャン、ニンニクを縦横無尽にマトリックス。

 肉を焼く。タレに付ける。口に運ぶ…。旨い。充分に旨い。中途半端な焼肉屋より旨い気がする。すかさずご飯を追いかける。

 焼肉を食べる際、しかも網焼等の場合私はライスを食べない。ひたすらビールやチューハイ、ハイボール。昼飯時に肉を自分で焼かない。たまに焼肉定食は食べるが、調理済。自分で焼いてタレに浸してライスとかきこむ幸せを忘れていた。旨さ倍増どころか大気圏外である。

 焼肉屋でライスを頼む御仁の気持ちが理解できた。たっぷりタレに付けた肉を卵の黄身に絡めてライスで追いかける。俺は肉を喰っている。力が漲る。ツラさ、不安がはじけ飛ぶ。

 ライスは最初から大盛にしていた。スープ、キムチを駆使しつつワシワシ。ふりかけがすごかった。こんなにメシに合うふりかけは初めてかも。

 肉が余っている。ライスおかわり無料ボタン。しかも、大盛に。2杯目の大盛ライスが3分の2になったところで、生卵に醤油ダレを垂らし御飯へ。TKGで一気呵成。水は卓上レバーで自由にお代わり。

 お会計はセルフ。660円である。牛丼屋さんよりも圧倒的な満足感。利益が出る仕組みが分からない。今度、夜に独り焼肉してみようか。呑みながら。思う存分楽しめそうである。

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一等地に増殖中。

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まるでシェアオフィス。

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無駄のない配置。

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背徳の独り焼肉。女性もぜひ!

posted by machi at 08:43| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする