2023年02月28日

第3118夜:ラーメン以外の名物メシ【佐野(栃木)】

 いもフライ。ラーメンが圧倒的な名物である佐野において、たぶん2番手を追走していると思しきご当地料理である。いもフライMAPまで作成されている。

 10月最終日の夜。佐野駅にほど近いホテルでPC猿打後、20時頃にフラフラと屋外へ。佐野は駅周辺に呑み屋が充実。向かった先は半月前に足を運んだ激シブ店<若葉>。

 前回はママが一人で切盛りしていたが、ドアを開けると娘さんぐらいの方と2人で厨房に。小上がりには目視70歳オーバーのゴキゲンなオヤジ3人組。

 瓶ビール()を注文。お通しをツマミながら「もつ煮」「いもフライ」を注文。

 もつ煮は関東の呑み屋定番メニュー。ところが佐野はもつ煮を名物として売り出していないが、ラーメンともつ煮を一緒に食べる文化が存在するという。

 初めて佐野入りした際、食堂でラーメンを頼み、餃子か半チャーハンなどの付け合わせを尋ねたらもつ煮を勧められ、言葉を消化できなかった記憶がある。どちらも汁モノ。あまり試そうという気に何故かならない。

 ラーメンと合わせる気分になれぬ、アルコールなら別。ちなみに私はラーメンとアルコールはあまり合わせぬ。もつ煮は関東では珍しくないが、食し方の文化としての佐野名物といえる。

 この日の今朝、新神戸駅で買ったデイリースポーツ1Oリックス日本一ニュースを読みながらビールとお通しをつついていると、もつ煮降臨。たっぷりである。

 七味をたっぷりふりかけ、まずはもつ…。柔らかい。味が染み込んでいる。根野菜も深い味わい。汁が旨い。佐野だから美味いという以上に、この店が旨いのだろう。

 もつ煮が無くなった頃という絶妙タイミングでいもフライ降臨。じゃがいものフライというそのまんまの料理。関西なら串カツとして定番。この店は串にささっていないが、10ヶほどお皿に。一人客の量ではない。

 まずは塩で。じゃがいものほのかな甘みとホクホクが嬉しい。衣は上品なサクサクで油っこくない。単なるじゃがいものフライかと思いきや、恐れ入った。2ヶ目からはソースを駆使しながら、すべて完食してしまった。

 さすがに腹に溜まる。ビールも大瓶で2本滅失。しかし、もう少し食べて呑みたい。

 3杯目は日本酒にして、3品目はいか焼き。このお店の名物で、半月前も味わった。佐野名物でなく若葉名物なのだろう。

 チビチビやっていると、降臨。圧倒的迫力である。生姜醤油が掛かっているが、好みでわさび醤油も。私はマヨネーズをもらい、七味を掛ける。マヨ七味といか焼き。無双ツマミとなる。酒の冷や(常温)がノドを滑り、胃を焼く。小皿にたっぷり零れているのも嬉しい。

 いか焼きもかなりの大きさだが、美味しく完食。日本酒も無くなった。お通しを含めて4品。瓶ビール大2本と日本酒1合。所要時間は50分。かなりの満足度。満腹である。

 店を出る。ブラブラホテルに向かう途中「らーめん」という文字が視界に。満腹だけど近づいてみたら「らーめん予備校」とあった。佐野ラーメン店開業を志す者たちの予備校。2か月ほど前にその仕掛け人の方とお会いする機会があった。ここに予備校はあったのか。

 翌日は午前中が佐野ミッション。午後からは神戸に戻るだけ。明日の昼は佐野最強名物・佐野ラーメンを啜るか。不気味な笑みを浮かべながらホテルに戻る。

ロビーに備え付けられていたスポーツ新聞が視界に。神戸では一面が当然オリックス日本一。佐野では、というより関東では「タッキー ジャニーズ事務所退社」。……。日本は広い。

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激シブ旅情。

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もつ煮とビールと贔屓チームの優勝記事。至福。

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地醤油(たぶん)。

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いもフライ。量多し。

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いか焼き。量多し。

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入学せんばいけん。

(付記)

後日、池波正太郎先生の食エッセイを読んでいたら「ポテトフライ」の話が出てきた。ファストフード系でなく、まさに佐野で食した「いもフライ」。エッセイを読んで、また食べたくなった。ビールのお供として。キャベツの千切り&ウスターソースを添えて。


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2023年02月27日

第3117夜:脱毛適齢期【栃木(栃木)】

 <UOULE>。「渦」「うねり」を意味するフランス語である。この言葉を冠した「COFFEEICE CREAMcaféが栃木市内の蔵の街大通りと巴波川の中間に位置する絶妙の好立地に202210月オープンした。

 202210月最終日。このCafé20227月にオープンした脱毛サロン<hug>へ店舗訪問する機会を得た。

 HOULEオーナーのK戸間氏は超若いイケメン。珈琲&カフェ好きには超常識な<猿田彦>珈琲から独立された。猿田彦仕込みの本格珈琲が栃木市内で味わえる。カレーやホットドッグ、フレンチトーストも発売している。

 圧倒的人気を誇っているのがオーナー手作りのアイスクリーム。この仕込みのために週休2日にせねばならぬほどの手間暇。1350円とリーズナブル。

 Caféといえば若い女性中心のオシャレなイメージである。この店もオシャレだが、小さな子供を連れた母親の憩いの場所であることもコンセプトらしい。ゆったりしたレイアウトに納得させられる。奥様に入れて頂いた猿田彦コーヒー、絶品だった。

 続いて美女2人が創業した<脱毛サロン hug>。私は体型も脳みそも縄文人であり、体毛も「HOULE(渦・うねり)」な縄文人級。しかし脱毛など1oも興味なかった。

 店舗訪問の少し前『Aメトーーク』で脱毛芸人を特集していた。この特集を見て脱毛というメカニズムを知った。ちなみに芸人たちの脱毛は「医療脱毛」。医師免許が無ければ施術できない強力なタイプらしい。特集を見てもさほど関心を持てなかった。

 Hugのウリは「介護脱毛」。美容脱毛は一般的で、私も脱毛と言えば美容脱毛しか思い浮かばなかった。美容脱毛でどうやって地域の課題を解決できるのか不思議だったが(そういう制度の創業サポート)、お店を訪問して激しく納得した。壮絶に興味関心が高まった。

 介護する側もされる側も、体毛、特にYやOの部分はストレスらしい。特に衛生面しかり。介護が必要になってからでは手遅れらしく、若すぎずも元気なうちに介護脱毛を始めるのが良いそうだ。ちなみに、男性客は4割を占めるという。男性は髭の脱毛が多いらしい。

 美女たちから私も脱毛を勧められた。私もこのような不摂生を続けていれば、すぐにでも介護が必要になるかもしれない。4050代が介護脱毛の適齢期らしい。私は48歳。まさに、脱毛適齢期と言える。

 しかし、まだ早すぎないか。10年後でも間に合うか。そう申し伝えると「白髪にならないうちに」とアドバイスされた。脱毛器、色素で反応するらしく、白髪になってしまうと脱毛できないそうな。もちろん、下半身の白髪である。

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アイスクリームが大人気。

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すでに地域の拠点。

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脱毛ならココ。

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初めて見た。

posted by machi at 08:06| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月26日

第3116夜:「中国」料理と「中華」料理【野田(千葉)】

 <中国料理 龍華苑>。中華ではなく「中国」料理が絶品な野田屈指の人気店である。肌寒い10月下旬の夜、野田市商連の旦那&女将衆や伴走支援侍たち十名以上でこの名店へ足を運んだ。私は当然に初ダイブである。

 このお店に入る2時間ほど前から、「中華」ではなく「中国料理」であることが数名が強調されていた。オーナーのこだわりか、言い間違えたりすると修羅場になってしまうのか。何となくだが、訪れる前は面倒くさい香りが私の頭の中に漂っていた。

 これまで私は中国料理と中華料理の区別など意識したことなかった。そもそも区別があるのかも分かっていない。しかし言われてみれば、中華は大衆、中国は高級なイメージか。

町中華の定義は、オムライスとカレーがあることらしい。私はあまり、どころか滅多にオムライスなど注文することも口にすることもないが、カレーは別格。特に町中華のカレーは異様なまでに美味い。ベースとなるスープに秘訣があるのか。

 先入りメンバー数人でまずは瓶ビールで乾杯。参加者が合流するたびに都度乾杯。この夜は貸切。ウィスキーの角瓶が2本、焼酎1本、大量の炭酸、氷、烏龍茶や水の2gペットボトルもセッティングされている。

 ササミと胡瓜の冷菜は私好みの酢が濃い目。1発目に相応しい。焼餃子の大ぶりで旨い。形は三日月。サイズに大小あれど、日本全国ほぼ共通のフォルムだが、野田名物と言えば饅頭のような形のホワイト餃子。野田でホワイト以外を味わうことに新鮮さを感じる。

 みんな大好き、私も大好きムースーロー(キクラゲと豚肉の炒め)。酒にも合うが、ライスに最強。レバニラよりもライスとの相性良いかもしれぬ。

 揚げ焼きそばもジャンクな旨さ。麻婆豆腐は人気も納得。揚げ茄子が和風テイストで爽やかだ。

 対面のM田PJリーダーがセルフでハイボールを作って下さった。恐縮である。M田氏はまちゼミ、空き店舗対策を含め野田市中心部商店街の活性化をけん引するキーマン中のキーマン。左隣の市商連O安会長もフットワーク軽快な重鎮。素晴らしい両巨頭である。

私は月1回ペースで野田市商連と商工会議所に凄まじくお世話になっている。この夜でまだ6回目なのだが、数年前から野田ワールドに関わっているような気分になる。

 料理の第1陣が終わった。どれも絶品。ますます「中華」と「中国」の境目が分からなくなったが、旨ければすべて問題なし。店を切り盛りする年配ご夫婦、特に奥様のお愛想と接客が心がこもって素晴らしい。店に入る前の香ばしさ、面倒くささが完全に私の中で霧消している。

 ハイボールを鯨飲しつつ左右前と話し込みながら、料理を追加注文。私はレバニラを希望した。やはりハズせない。酒のツマミとして、ライスの友として。

 両巨頭の下で粉骨する事務局K出氏が出先から戻ってきた。キュートな体系のぽっちゃりキャラだが、氏はかなり本格的にダイエットに取り組んでいるらしい。よって、ほとんど食べない。食べてもわずかなヘルシー料理だけ。

 私も相当に太っているが、夜、特に呑み会では実はあまり箸が進まない。酒を呑みまくり、話をする。タバコがツマミになるからだ。後で腹が減るため、2軒目のスナックやバーの後にラーメンなどでシメてしまう。

 そして呑み会では、私は体育会系の良く喰う若手、太っている同年代や若手のために料理を大量に注文し、強引に食べさせる喰いハラ(というのかな)を楽しんでいる。相撲部屋でいうところの「タニマチ」気分を少し味わうことができる。

 ところが、K出氏がダイエットしているので、見渡せばデブは私だけ。しかも年齢も最年少かもしれない。

 M田会長は「焼飯喰うだろ?」と私に食べさせるために注文。焼飯、パラパラとしっとりの間という絶妙。しかし喰い切れるわけもなく、同じテーブルの諸氏に強引に進める。

 焼飯が無くなった。するとM田氏は「中華丼も喰うだろ?」。絶句していると、ブツ降臨。確かに、旨い。これだけ満腹なのに、これほどの旨さを感じるとは。

私はあまり中華丼を食べないが、少なくともこれまでの中華丼経験ではぶっちぎり1位かもしれない。前はいつ食べたのか覚えていないから、1位も何もないけれど。

 喰い終えながら、ふと気づいた。そういえば1か月前も、M田氏は居酒屋で私のために大量のホワイト餃子を注文し「喰え喰え」と勧めていた。

いつの間にか私はM田氏的には力士的大食いキャラになっているようだ。老眼鏡なしでは生活できなくなった間もなく50歳のオヤジなのだけれど。タニマチ気分が、いつの間にか私にタニマチが付いていた。

 翌日、乗換の大宮駅ホームで電車を待っていたら「中華料理 来来軒」が視界に。埼玉無双の町中華「日高屋」の別業態、というより同じ店で屋号が違うだけな感じの名店である。

日高屋も来来軒も、確かに安くて美味い「中華料理」。「中国料理」というイメージは何故かない…。あれ、日高屋にはオムライスとカレーが無く、来来軒には有るから「中華料理」なのか。

「中華」と「町中華」は違うのか。ちなみに「餃子の王将」は中華なのか中国なのか…。

謎が中国4000年級になってきた。まあ、旨ければどちらでも構わないのだけれど。

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中華でなく、中国。

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野田で「ホワイト」以外初めての「三日月」。

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大好き大好きムースーロー。

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麺が柔らかくなる官能。

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熱々の絶品。

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シブくて旨すぎなヒトシナ。

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炒飯の付け合わせスープ。

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宴たけなわ。

posted by machi at 09:07| Comment(0) | 千葉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月23日

第3115夜:キラクさんよりキタさん【柏(千葉)】

 喜多そば。JR柏駅12番ホームの階段下にたたずむ立ち蕎麦屋である。

 私は柏には仕事も用事もないのだが、西から千葉県野田市入りする際、東京駅から常磐線で柏まで乗り、東武野田線に乗り換える。柏から東京方面へ乗ることはまずない。ゆえに、34番線ホームしか経験がない。

 その34番ホームには、関東最大の駅構内立ち蕎麦勢力かもしれぬ<いろり案Kらく>が。私はあまり味の波長が合わぬので、何の悔悟もなくスルーできる。

 新幹線がかなり混みあいだした10月下旬の14時半。北九州小倉から新幹線、常磐線を乗り継いで柏駅に降り立った。昼は当然に喰っていない。東武野田線乗車時間まで15分ある。

 腹が減っている。しかし、いろり庵では私の欲求は満たされない…。ふとお隣の12番ホームに立ち蕎麦屋が視界に。全く別の店のようだ。普段見せぬ軽快さを駆使し、階段を上って下りて12番線ホームへ。冒頭の<喜多そば>である。

 店頭POPではラーメンとミニカレーのセットを推している。春菊と玉葱の天ぷらそばも。心ざわつく。ときめく。季節がらきのこそばもあったが、私の心をとらえたのが「唐揚げそば」。4ヶ入り540円である。

 同じ千葉県内の我孫子駅ホームの巨大唐揚げそばは有名である。私も啜った、というよりかぶりついたことがある。千葉県は唐揚げそばのメッカなのか。

 店内もシブい。感じの良い調理熟女にチケットを手渡す。水を飲みながら待つことたぶん1分ぐらい。ブツが眼前に。

 関東系独特の出汁の黒さである。数年前までは全くこのテの出汁がダメな西日本人だったが、今や楽勝どころか、むしろ好き。人間、変われば変わるものである。

 七味とすりごま(何故か関東の立ち蕎麦屋はすりごまが)を軽く投下。まずは出汁…。キュンとする深み。醤油色の魔力である。そばものど越しが良い。

 唐揚げは出汁に浸す。ソリッド感は滅失するが、出汁を吸った衣も旨し。肉は柔らかく満足感あり。それが4ヶも。至福である。

 気づけば汁1滴残らない熊啜。次回はチャーシューメンにするか。唐揚げそばと同じ540円である。

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シブいタタズマイ。

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いかにも関東な旨さ。

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次回は、これかな。

(付記)

後日、野田で呑んでいる際に柏駅のホーム駅そばが話題になった。私は「喜多そば」を全力で押した。野田の方も喜多そば派だった。願わくば、東武線だけど愛宕駅に駅そば屋がオープンしてほしい。春日部駅7・8番ホームの「東武ラーメン」なら最高なのだけど。

posted by machi at 11:22| Comment(0) | 千葉県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月22日

第3114夜:オンナ店とオトコ店の境目【枝光・小倉・若松(北九州)】

 CaféBAR。ジ・アウトレットを除けば飲食店が住民人口と比較して極めて飲食店が少ない枝光エリアにオープン。クリーニング店を改装したそうで、オシャレな店内は女子的雰囲気が充満。我らオヤジにはかなりハードルが高いものがある。

 枝光本町商店街における火災復旧復興検討会終了後、男女8人でこのCaféBARへ。瓶ビールで乾杯。彩り豊かでおしゃれな冷菜が並ぶ。リゾットも出てきた。パンも販売しているらしく、何もつけなくても旨い。

 ハイボールから白ワインに。白ワインなどいつぶりか。辛口でキリリと冷えてなかなかにイケる。おしゃれな店で白ワインを片手に駄弁っている上下作業着の中年オヤジ。浮いていることだけは確かである。

 頃合いの時間に、皮のハンチングをかぶった体格の良い酔っ払いオヤジが乱入してきた。枝光地区を陰日向で支える親分・光タクシー石B社長である。社長は小倉の宴席と重複していたが、律儀にもご尊顔をお見せ下さりに参られた。場が一気にヒートアップ。

 タクシーで小倉へ。我が十数年お世話になり続けている私より2歳年長のクライアント氏とオヤジ2人で魚町銀天街内のオオバコな昼夜居酒屋へ。23時でも賑わっている。フードは50円から。凄まじく豊富なラインナップ。生ビールもハイボールも199円という正義である。

 昼呑み時間や夜の早めはオヤジたちのパラダイスだが、この時間は学生風や若手サラリーマンが多い。ゆえか、メニュー注文がスマホでのQRコード読み取り式に変わっていた。

 顔も体系も脳容量も縄文人な私はようやくタッチパネルなら使用できるほど成長してきたが、LINEでの読み取り注文などは全くの理外。同行の年長氏に操作をお願いする。

 生で乾杯。先ほどは小瓶。やっぱり1日の〆は生から始めたい。後はひたすらはハイボール。

 50円から200円台の品々をガンガンにタッチ。串カツ、ポテトフライ、赤ウィンナー、ハムエッグ、唐揚、焼鶏…。気づけば深夜1時。卓上に広がる赤茶色の風景は、呑んだくれ痛風おやじにとっては危険な絶景である。

 翌夜は8人で若松の超名店<TOMATO>へ。生で乾杯。2杯目からは店に1ヶしかないメガハイボールジョッキを独占してひたすらお代わり。

 1品目の生野菜サラダがスルーしたが、ササミとチーズのフライ、ビーフシチュー、ピザ、雲仙ハム(たぶん)焼き、焼枝豆は外せない。そして、牛タン薄切り。恐らく生で、旨すぎるタレが掛かっている。歓声、嬌声がこだまする。ステーキ、スパゲティとつるべ打ちでフィニッシュ。

 前夜1軒目はおしゃれ極まりない女子的カフェバー、2軒目はオヤジの見方な激安居酒屋。今夜一軒目の<TOMATO>は老若男女すべてに対応する無双っぷり。映えるのに、ボリュームたっぷり。さすが北九州屈指の名店である。

 小倉まで行くバスは滅失。戸畑行きの最終が迫ってきた。乗換も面倒ゆえU島氏と<ショコラ>で夜中1時前まで。これぞ、オトコ率ほぼ100%のスナック。ただし、カウンターの内側はすべて女性。

 女子的おしゃれ映え店とオヤジ的場末哀愁店の境は、カウンターという名の店を流れる大河である。

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枝光にニューオープン。

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小倉に帰還。

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昭和オヤジの郷愁。

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安心感。

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老若男女が喜ぶ若松の超人気店。

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何喰っても旨し。

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ハイボールが止まらない。

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笑みが止まらない。

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箸が止まらない。

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大河の向こう側。

posted by machi at 10:41| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする