2022年09月20日

第3020夜:アヅマの緊急非常事態【栃木・下野(栃木)】

 緊急非常事態。昨今の国家レベルの非常事態がもたらす悪影響は遠い日本の生活全般にも暗い影を落としている。

 個人にとっても緊急非常事態に襲われることがある。私にとっては急な便意、新幹線車内等でのパソコンやスマホ、家の鍵、財布等紛失。そして、訪問先にて事前に受けていた依頼業務と全く異なるミッションであった場合などが挙げられる。

 かなり酷暑だった7月上旬の朝。栃木市内「蔵の街」を市役所や会議所の方々にたっぷりご案内な最中、少ししゃがんだ。その際、ズボンの内ももが股の付け根から膝付近まで大きく引き裂かれた。内ももとはいえ、地肌丸見えである。

 出張族の私だが、替えのズボンはよほどのことがない限り持参しない。荷物を少しでも減らしたいので、コインランドリーを積極的に利用する。ゆえに、作業ズボンがチノパンしか履かない。上下スーツなど数年着用していない。上着はジャケットである。

 たまにコインランドリーが常備されていないビジネスホテルもあるが、その際は洗濯せざるおえないタイミングを十分に計る。常備されていないホテルは避ける。例えば7泊8日で移動を繰り返す場合、コインランドリーの有無を勘案し綿密なホテル予約計画を立てる。

 メタボどころでない我が出っ腹は、くしゃみの際などでボタンがはじけ飛ぶ時がある。裁縫など全くできぬ、その時はベルトをしっかり締めてごまかすことはできる。ゆえに、必要ないのにベルトは常に装着している。しかし、内ももビリビリは想定したこともなかった。

 ズボンはどこでも売っているものでない。しかも私は特殊体型。腹が思いっきり出ているのに足は思いっきり短いので、ポーチが作れるほど裾を裁断せねばならない。

 視察を終え、ホテルに預けていたスーツケースを受け取る際、フロントでホッチキスで借りる。バチバチ止めたが、焼け石に油。針が外れて内ももにチクチク刺さり、血が出てきた。

 栃木市役所の公用車で下野市にある小金井駅まで送って頂く。次の待合せ時間まで40分。昼飯よりも、まずはコンビニで応急処置できるアイテムを探さねばならない。

 しかし、駅前にコンビニが全く見当たらない。遥か彼方にファミレス風の看板があるだけ。途方に暮れつつぼんやりと5分ほど歩いたら、<Dイソー>が視界に。思わずガッツポーズ。

 裁縫セット売っていたが、私は裁縫など全くできない。安全ピンを購入し、避けた部分を仮止め。格好悪すぎるが、ホッチキスより5億倍マシ。少しだけ落ち着いたら、腹が、減った。

 店内でパンが売ってたので一番カロリーの高そうで腹持ちの良さそうなアンパンを齧る。空腹だけでなく、安堵感も最高のスパイスになることを知った。

 後は、これから初めてお会いする方々が内ももの安全ピンに気づかないことを祈るのみである。

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希望のオアシス。

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緊急応急処置。

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空腹を癒す。
posted by machi at 09:10| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする