2022年09月13日

第3013夜:日高屋テロリスト【小山(栃木)】

 熱烈食堂。中華そば390円。首都圏最強最大の街中華チェーン「日高屋」のショルダーネームである(たぶん)。

 日中最高気温が40度に達した佐野から両毛線で小山へ。この日は4gほど汗をかく。両毛線は日光線と変わらぬ本数の少なさ。つまり、新幹線との接続もかなり厳しい。

 東京へ向かう新幹線時間まで30分以上の待ち時間。改札内はエアコンが節電のためか効いていない。待合室も節電のためか1oも涼しくなく、座っているだけで汗がさらにドボドボに。

 改札を出て一時避難。小山駅構内の関東最強街中華チェーン(H高屋)へ。逆に東京駅では乗換時間に余裕がない。

 新幹線晩酌ように爆弾炒め、餃子、ゲソフライをテイクアウト。店内は超絶に涼しい。しかし、熱々をゲットしてホームに向かうと、西日で炙り殺されそうになった。

 東京へ向かう新幹線は超満員。40分耐え忍ぶ。到着後、駅構内のコンビニで発泡酒やチューハイ、ハイボールのロング缶を数本購入。スーツケースにはポケットバーボンも潜んでいる。

 先週の新幹線車内で決行した小倉KFCテロ。犯罪行為は成功に味を占めるとエスカレートするのは世の常。2日後に有効期限が切れるポイントを使ってグリーン車に。先週に続く「小山日高屋テロ」決行をもくろむ。ブツは、餃子2人前と爆弾炒め。まさに爆弾である。

 新幹線発車まで3分。引火剤(酒)と爆弾(爆弾炒め・餃子2人前・いかげそフライ)を手に、改札の切符を通す。

 エラーが出た。ブザーがなり、ブロックされる。あれ、おかしいな。もう一度通す。再度のブザーとブロック。

 まさか、私のテロ行為が事前にどこからか漏れ、情報がリークされているのか。国家規模の厳戒態勢でないか。発車まで時間が2分を切った。間に合わない。

 近くの駅員さんに面割れ覚悟で切符を見せた。奥からいかつい鉄道警察が来て即座に拘束されるかもしれない。

 駅員さんは切符を一瞥。すぐに納得した首肯を見せた。

 駅員さん「あの、この切符、新神戸発になっていますよ」
 アヅマ「…エッ!アアッ!うわぁ!どうしよう…」
 駅員さん「ここではどうにもできないので、すぐに窓口に行ってください」

 自由席なら問題ないが、指定席。新幹線は1分後に発車してしまう。発車前なら変更してもらえるが、発車後は変更不可。もう一度切符を買い直さねばならない。

 冷や汗が流れるかわりに、キンキン冷え冷えの缶類が温もりを帯びだした。爆弾(日高屋のテイクアウト)も袋の中で傾いて汁が少し零れている。

 新幹線日高屋テロ、どうやら私の自爆テロになったようである。

220913小山日高屋@.jpg
小山駅改札内。この店がもしかしたら北限?

220913小山日高屋➁.jpg
無事乗車成功。
posted by machi at 04:27| Comment(0) | 栃木県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする