2022年08月10日

第2991夜:ダイリRPG【門司(北九州)】(前編)

 RPG。ロールプレイングゲームの略語である(はずである)。私はゲームをしないのでよく分かっていないが、ドラクエがその代表作か。主人公が旅をしながら仲間を増やしつつ様々なアイテムをゲットし、最後に敵を倒す。「仲間を増やす」点も大きなポイントなのだろう。

 すっかりコロナが話題に上ることも激減し、公的機関に所属する皆さまの呑み会人数制限も完全撤廃された気配が濃厚な5月下旬。3カ月ぶりに北九州一住みやすい街・香春口三萩野の須弥山である黄金市場商店街へ。空き店舗ゼロPJシーズンVの開幕である。

 訪ねて驚愕。聞いて驚嘆。昨年度プッシュした貸店舗がいつの間にかすべて滅失していた。出店希望の相談も後を絶たないという。

 コロナ禍において、北九州市内の商店街で最も被害が軽微だった黄金市場商店街。凄まじいポテンシャルである。シーズンVは更なる高みを目指すべく、新たなアプローチを採用する。別角度から高難度ミッションのクリアに臨む。

 2年間、最大でアヅマ訪問22回を数えるシーズンVの初戦も無事終了。黄金終わりは、ルーラ(タクシーかお酒を嗜まないO中氏の運転)で門司駅前の大里(ダイリ)地区へ。どれほどステージを積み重ねても、城下(黄金エリア)を出てからのダイリは必須ルートである。

 今回は野郎4名、美魔女1名のゴレンジャー状態(私はもちろん黄レンジャー)。タクシー1台では無理ゆえ、2台に分乗。

 ダイリでは平均で3つのステージをクリアする。第2ステージは<もぐもぐ>、ラストステージは<アンジェリーク>と不動のプログラムが編まれているが、第1ステージはメンバーや人数次第で盤面が変わる。

 この夜は私は初めてだった<路>。カウンターで5人、小上がりで4人程度の超人気店である。この店の名店っぷりは青レンジャー(N川青年部長)から耳にしていた。予約必至という。

 小上がりをゴレンジャーで占拠。桃レンジャー(私とほぼ同世代の某組織の美人係長)が醸し出す癒し系オーラが場を桃色に染める。普段の1軒目は野郎率100%な海賊の宴会である。

 赤レンジャーはもちろんS開会長。ちなみにこの日の緑レンジャーは旦過市場のT中氏。火災見舞いのお礼のゲスト参戦である。

 もつ鍋がドカンと鎮座している。出汁も、野菜も、〆のうどんも旨すぎる。間に挟まれるウィンナーや唐揚も魔性の味わい。ハイボールは濃い目。焼酎ロックはチェイサーかと思うほどナミナミとたっぷり。目尻が下がり、口角が上がる。

 満腹になったので、レーズンバター召還。私は蒸留酒(ウィスキーや焼酎)のロックやストレートでレーズンバターを肴にすることを昔から愛している。ファーストステージ、最高の滑り出しである〔次夜後編〕

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たっぷりなもつ鍋。

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レーズンバターと蒸留酒(焼酎)。愛してやまない組合せ。
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2022年08月09日

第2990夜:地発泡酒で孤独の晩酌【Aho-boiled】

 小山発地ビール。2018年から栃木県小山市に3年間御縁を頂いている間、様々な若手事業者グループが地ビールを開発した。しかし、私はそれを楽しむ機会がなかった。

 ある水無月の夕方。嬉しいことがあり、自宅で独りでお祝いを兼ねて、缶ビール。愛してやまないKリン一番搾り岩手県遠野市産ホップ使用2021である。これを買い込んでいる。

 大手メーカーが作る地ビールといってよいか。コロナ以降、岩手県宮古市と御縁が滅失。この「生」が呑める<のり平>へ足が運べなくなったことも痛恨の極みである。

 晩酌のお供は録画しておいた『孤独のグルメ 9』。第8話は郡山だった。主人公(G郎氏)は都内か関東近郊に出向くが、私が頻繁に足を運ぶ街へはあまり行ってくれない。

 ところが2021年大晦日特番では、まさかの浜松舘山寺温泉。五郎氏が立ち寄った鰻屋、私は未踏だったものの、毎回通った鰻屋(商店会会長のお店)を含め懐かしい景色に笑みが漏れた。

 これまで郡山でのミッション経験は皆無だが、この数年間、月1、2回は「乗換」で利用している。駅前のどこかでG郎氏が飯を喰ってもらえれば、ついでにそこを訪ねることは容易。

 期待に胸を膨らませていると、氏が向かった先は知らない駅のとてもイチゲンで入れそうにない激シブのドライブイン。恐らく行くことはないだろう。焼肉定食、壮絶に旨そうだったけど。

 秒殺でKリンが無くなり、冷蔵庫へ。地ビールが2本視界に。3年間通った栃木県小山市ミッションにて、最終日にお土産に頂いた小山の地ビール2種類。よく見ると「発泡酒」だった。

 地ビール(クラフトビール)ならぬ地発泡酒は初めて。製造所は808ブルワリー。勉強不足で耳にしたことなかったが、製造者はSunフーズ。この会社の社長は小山のライフライン「まちの駅 思季彩館」で幾度となくお会いした。3年間ありがとうございました。

 第8話が終わり、引き続き第9話へ。栃木県宇都宮市が舞台。G郎氏、郡山から宇都宮へ出張移動という設定だった。私も同じルートは数え切れぬほど体験した。

 宇都宮市内でのミッションは数えるほどもないが、3年間、月6回ペースで足を運んだ栃木県ミッション(鹿沼・小山・日光)の拠点として幾度となく泊まり、呑んだ。

 見慣れた宇都宮の風景をTVで眺めつつ、まずはハードなデザインの「FLATBUSH」という小山発泡酒から。意味は全く分からないが、パンクな雰囲気がある。

 グラスに注がず、そのままグビビ。地ビール特有のフルーティさの中の潜む苦みが独特である。口当たりは良いのに、ガツンと尾を引くタフな味わい。どことなく発泡酒の風味も漂っている。

 主人公は県庁近くの全く私が知らない居酒屋に飛び込んだ。逆L字カウンターの薄暗い激シブ店。これまたイチゲンにハードル高し。郡山といい宇都宮といい、マニアックである。

 もう1本の発泡酒をカシュッ。『Table Saison-808』。こちらはシンプルなデザイン。そもそも発泡酒(ビール)に見えない。タイトルも意味もますます奥深く、摩訶不思議である。

 グビビ…。カクテルかと思った。シャープで切れ味抜群。いくらでも飽きずに飲めそうである。

 地発泡酒を含めたクラフトビールの革命ではないか。目をつむって呑んでも、この2本の違いは我がバカ舌でも判別可能。柑橘系がパワフルで未体験ゾーンである。

 井之頭氏はハムカツを頬張っている。氏も心の中でつぶやかれているが、ハムカツは薄いほどジャンク感が増して旨い。

 私がガキの頃、近所に肉屋で揚げてもらい、1本30円程度だった記憶がある。その場でたっぷりソースをかけてもらい、熱々を頬張る。今ならビールかハイボールかチューハイが欲しいところ。当時は頬張った後、何で流し込んでいたのだろうか。

 この店で主人公は「ちたけそうめん」でシメた。私も日光市内の蕎麦屋(一歩庵)で名物という「ちたけそば」を啜ったことがある。

 ちたけとは、茸の一種。共通点が持てて妙に嬉しくなった。店内の常連客(という設定)は皆さんハードな栃木弁。しかし、宇都宮市内であまり栃木弁を耳にしない。小山市内でもまず耳にしない。鹿沼市内では濃厚に耳にした。

 酒が呑めない主人公のお会計は3650円。呑まずによくそれだけ支払えるなと感心するが、孤独のグルメ、最近はお会計時に金額を言うような演出になったのか。前話の郡山編もそうだった。

 ちなみにこの店は県庁近く。県庁へは何度も通ったが、全く位置感が掴めない。県庁か地銀の若手を誘って突撃せねばならない。

 G郎氏は帰路に就いた。小山の地発泡酒2本もいつの間にか空になった。鹿沼の盟友・M越氏から頂いたラフロイグをストレートでチビチビ。

 五郎さん、ぜひ鹿沼シウマイを食べに鹿沼入りしてくれぬか。その際は、ぜひ我が『串カツJu-So』へ。私もエキストラとしてカウンターに居座りたいものである。

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2022年08月07日

第2989夜:新・新旦過横丁〜旦過復興屋台村〜【小倉(北九州)】

 新旦過横丁。北九州の台所・旦過市場商店街に隣接・近接する呑み屋ゾーンである。小さな店舗が密集し、独特の空気を醸し出している。人気店も多く、私も幾度か利用したことがある。

 2022年2月中旬未明の火災で、旦過市場商店街、グリーンロード、新旦過横丁を横断するように42店舗が罹災。新旦過横丁エリアが最も被害が大きかった。

 道路幅も狭い箇所がほとんどで(4m以下)、立て直すには恐らくセットバックせねばならないだろう。ほとんど店舗面積が無くなってしまう場合も。そして、土地と建物が同じ所有者なら金次第で何とかなるかもしれないが、それが別の場合は一筋縄どこか千筋縄でもいかない。

 以前営業していた場所での再建が難しければ、他で商売するか、廃業するしかない。仮にスムーズに以前の場所で再開できても、その間何か月も、場合によっては何年もかかるかもしれない。

 そんなに待っていられない。一時的にどこかの空き店舗(貸店舗)を借りて営業を再開するには、一定額の投資が必要。投資を回収するにも時間がかかる。1,2年の仮営業では特に飲食店では回収困難だろう。

 仮設営業のつもりがお客さんがその場所で定着し、投資回収も考えればそのまま仮営業が本設営業になる。そして、旦過エリアには戻ってこなくなる可能性が高い。

 朝7時過ぎに神戸自宅を出て10時には旦過市場へ。慣れぬモーニング&デーゲームに苦戦。

 6月末まで市場組合が間借りしている仮事務所(旦過都市開発)に居ると、様々な団体が来られて義援金を贈呈されていく。マスコミも殺到する。マスコミ対応担当のN尾氏、不倫した芸能人のように凄まじい数の報道陣から毎回囲み取材を1時間近くも受けている。

 会議の合間は市場役員たちと談笑。女性ホルモンを注射したら薄毛がフサフサになり肌艶も抜群に。ただし体系が丸みを帯び、おっぱいが膨らんでくるらしい、その実例を眼前で確かめる。

 Bカップの私が注射したらCカップになるのか。太ったオバさんみたいになるのか。そんな馬鹿話をしてたらその夜の呑み会メンバー集結。まずは0次会として「旦過復興屋台村」へ。

 冒頭の「新旦過横丁」の数店舗が魚町銀天街とサンロード魚町の間の奥まった空地にテントを張った仮設屋台村をオープン。

 凄まじく分かりにくいというか、全然気づかなかった。それもそのはず、3日前にオープンしたという。凄まじく便利な場所にある、カクレガスポット。簡易アーチがあればもっと目立つだろう。「新・新旦過横丁」復活の狼煙か。生ビールをゴキュゴキュ。8月末までらしい。

 本格的な1次会は魚町銀天街<G子のたっちゃん>。税務顧問も合流し総勢6人に。

 餃子半額タイムだったのでまずは10人前。肉豆腐、チャレンジハムエッグ(1〜7ヶまで同一料金)などを肴にハイボールをメガジョッキでド鯨飲。何杯呑んだんやか。4時間ぐらいステイ。

 2軒目は5人で<ムーラン>。マスターのリゾットが妙に旨い。定宿戻りはたぶん1時半。

 旦過市場の再整備を含め、火災復旧に全力で寄り添いながらサポートする事務局チームの漢たちに最敬礼の夜である。旦過復興商店街および仮設営業再開の目途もたたない新旦過横丁の皆さまの一日も早い復活を心より祈念申し上げます。

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囲み取材を受けるN尾副会長。

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この奥が仮設の新旦過横丁。

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<たっちゃん>にて。

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<ムーラン>にて。
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2022年08月06日

第2988夜:両手とお腹いっぱいのシアワセ【小倉(北九州)】

 仮囲いキャンパス。旦過市場火災で暫定的に設置された仮囲いに2022年5月下旬に設置された展示絵である。高さ2m、幅1mという迫力である。

 旦過市場店主の御子息女など十数人が商工貿易会館前の屋外スペースで元気いっぱいにペインティング。北九州出身の画家兼詩人の先生が指導。最初はあまりにも現代アートで私のボンクラ頭では意味不明だが、先生の手直しで素晴らしい作品にブラッシュアップ。

 出来上がった絵画だけでなく、火災前から旦過をシャッターに収め続けてきた写真家先生の作品(店主の笑顔)なども掲示。その掲示を担ったのが市内の九州工業大学の学生たちである。

 土曜の朝からペインティング開始。私は前夜、というより開始の5時間前まで門司駅まで鯨飲し、会場に近いホテル戻りは深夜3時半ごろ。爪先までアルコールが回っている状態だった。

 私は何も手伝わず、手伝えず、フラフラと関係者を捕まえては談笑する全く役に立てないどころか足を引っ張るだけのダメっぷり。旦過のための休日返上で商業者に寄り添いながら粉骨する北Q州市河川整備室の漢たちに頭下がりっぱなし。凄すぎである。

 この日は天気も爽やかで気持ちの良い一日。心洗われるステキな催しだった。私は二日酔いで役立たずのヨゴレなので、仮囲いへのペイントや店主写真掲示のお手伝いをする前にお暇し、旦過市場で両手で持ち切らんほどお買い物。

 手伝わなかった分、この日もたっぷり5店舗。<くろせ>で焼鳥、手羽唐、唐揚、鱈フライ。<宇佐美>で鯖糠味噌炊き、煮玉子、床付3種、<今井商店>でコロッケとエビフライとポテトサラダ。<中村商店>で生胡瓜。最後は<九州まぐろ>で本マグロ中落と鉄火巻。

 火事から約40日。以前の土曜より通行量増加な雰囲気。帰りの新幹線は6月末で滅失するポイントを使ってグリーン車という贅沢。

 それからちょうど一週間後の土曜日。再び帰神前に旦過市場でお買い物。最近、毎週旦過で5000円分ぐらい晩酌の肴を購入。メインディッシュは寿司と唐揚と穴子の蒲焼。

 この日も旦過で買物してたら「顔赤いですね。もう吞んでるの?」と聞かれたほどの二日酔い。何しに北九州へ毎週足を運んでいるのか自分でも分からなくなる。へロヘロなので、小倉駅新幹線改札内の我が秘密基地(VIPルーム)を独り占め。

 自宅に戻り、風呂に入って酒をヌキ、旦過晩酌タイム。

 <中村商店>の太く大きく新鮮な胡瓜6本100円。塩、味の素、胡麻油で和えるだけで絶品。<浜田水産>の穴子蒲焼、無間に酒が進む。

 普段は九州まぐろの鉄火巻だが、この日は<たんが官兵衛>のしらす軍艦とバッテラ。ほっぺた落とし。2パックで1300円。こんな安くで絶品が楽しめる旦過家呑みの至福である。

 <くろせ>のタラの芽の天麩羅はオーブンでカリカリに。塩、味の素、一味という揚物用の必殺スパイスを調合。〆はカップうどんに<中村商店>の長葱を刻み、<くろせ>の烏賊天麩羅を豪快に載せる。もうタマラナイ。

 食べきれぬぐらいの量で余った穴子蒲焼、<くろせ>の唐揚&手羽唐は翌日夜の旦過晩酌のお楽しみである。

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2022年08月05日

第2987夜:寿司は別腹【小倉(北九州)】

 別腹。人の数だけ別腹がある。牛よりも多くの胃を保有している御仁もおられるだろう。

 私はラーメンが別腹的要素を秘めているが、加齢と共に別腹があまり発動しなくなってきた。焼肉やカツ丼も別腹とは言い難い。では、寿司はどうだろうか。チラシではなく、握りである。

 ある北九州小倉の正午前。ノンビリゆったりと昼飯を楽しむため、三萩野のファミレス(ロイホ)に向かった。ファミレスなどいつぶりか。メニューの充実に圧倒される。

 日替わりランチがお得だった。ドリンクバー付で約1,100円。アジフライ&グリルチキンのセットを召還。私は夏でもホットゆえ、ホット珈琲をがぶ飲みしつつファミレス飯を美味しく頂く。

 食後、馬借の定宿へ向かう途中に旦過市場をブラついていたら、旦過総合管理運営鰍フT中常務に寿司を喰わないかと誘われた。「寿しなら入るでしょう」と力強い一言をかましてくる。

 ほんの30分前にランチを喰ったばかりである。ラーメンやかつ丼、カレーならお断りしたかもしれないが、寿司、それも「握り」である。確かに別腹感がある。

 向かった先はT中氏が顧問を務める市場内の<九州まぐろ>。毎月どころか隔週、毎週のように旦過で晩酌の肴を購入する際、この店の本マグロ中落か大トロ煮付、鉄火巻を捕獲し、神戸の自宅まで持ち帰り、録画やアマプラ観ながらシアワセを噛みしめている。

 この店は奥が飲食処である。毎回テイクアウトなので、店内飲食は童貞だった。

 何故T中氏が誘ってくれたのか。この日を含め後2,3日で終了する「天然インドマグロフェア」開催中だったから。インドマグロの握り(吸物・小鉢付)が1,500円(税込)。2色丼(赤身&トロ)がたったの1000円。

 定番メニューも旨そうだが、ここはフェアに乗るべきである。T中氏はカウンターに着座するなり「握り!」と一言。それで厨房に通じるところがさすがである。

 インドマグロとは何か。インド洋で水揚げされた、または泳いでいるマグロなのか。メニューにその説明書きがあった。

 クロマグロ(本まぐろ)と並ぶマグロの2大巨頭で「南まぐろ」と称されているそうな。クロが北半球で、インドが南半球で水揚げされるという。「大トロ」はこの2種からしか取れぬらしい。

 関東のすし屋ではインドマグロが定番だが、関西では知名度が低いという。確かに神戸人の私にはなじみ薄い。刺身ならクロマグロ、寿司ならミナミマグロと通人の間で浸透しているらしい。

 氏と談笑していると、ブツ降臨。目を剥いた。赤身2貫、中トロ2貫、大トロ2貫。吸物の種はマグロのヒモを焼いたものらしく、小鉢には大トロの角煮。さすが九州一のマグロ取り扱い会社。これで1500円(税込)は無双である。

 まずは赤身から。さっぱりと上品。中トロはコクがある。私は本来大トロは脂がきつすぎてあまり得意ではない(食べられない)が、これは別格。さらりと舌で上品な脂がとけ、クドさゼロ。純粋な旨味だけが舌と喉をさらっていく。

 吸物が香ばしくてたまらない。角煮もほっぺた落とし。この後しごとが無ければ、思う存分ビールから初めて地酒をヤリたいところである。

 つい1時間もしない前にファミレスでたっぷりとランチを喰っていたことなど失念する別腹が発動。永遠に食べられそうである。永遠に痩せそうにないけれど。

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三萩野のRイホにて。

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九州まぐろの店内にて。

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別腹発動。
posted by machi at 07:45| Comment(0) | 福岡県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする